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生徒会の面白い公約例30選!中学生・高校生向けアイデアを紹介

生徒会の面白い公約はユーモアと真面目さの両立が大切であることを示すスライド 生徒会

生徒会の面白い公約を考えるとき、一番むずかしいのは「笑わせたいけど、ふざけすぎたくない」というラインだと思います。

全校生徒の前でスベるのも怖いし、先生に止められるような内容になってしまうのも避けたいところです。

しかも、生徒会選挙はただ目立てばいい場ではなく、「この人に任せても大丈夫そう」と思ってもらう場でもあります。

私が見ていて強いなと感じる公約は、ただのギャグではなく、生徒が毎日ちょっと困っていることや、みんなが心の中で思っているあるあるをうまく拾っているものです。

つまり、面白さだけでなく、共感と実現可能性がある公約です。

爆笑を取るよりも、「それ、たしかに変えてほしい」と思われるほうが、投票にはつながりやすいと感じます。

「生徒会の面白い公約」といっても、ただ笑いを狙うだけでは票につながりません。中学生・高校生が共感しやすく、先生にも説明できて、当選後に動ける形にすることが大切です。

実際に印象に残っているのも、奇抜な約束より「冬の体育館が寒すぎる」「購買の人気商品がすぐなくなる」といった、誰もが一度は感じたことのある不満を拾った公約でした。

たとえば「冬の体育館、正直、集会というより我慢大会だと思っています」と言ったあとに、防寒着や膝掛けのルールを相談したいと真面目に戻すと、笑いが共感に変わります。こういう流れなら、先生にも「学校生活の改善」として伝えやすくなります。

この記事では、まず中学生・高校生向けに使いやすい生徒会の面白い公約例30選を紹介します。

そのうえで、くだらない公約との違い、演説の掴み、先生に怒られにくい伝え方までまとめます。生徒会選挙で目立ちたいけれど、ちゃんと信頼も取れる公約を作りたい人向けです。

特に、初めて立候補する人や、友達の応援演説を任されて焦っている人は、「面白い公約=変なことを言うこと」と考えがちです。

でも実際には、面白さの正体はもっと地味で、もっと現実的です。

学校生活の中にある小さな不満を見つけて、それを少しユーモアのある言葉で伝えるだけでも、聞いている側の反応はかなり変わります。

奇抜な公約より学校あるあるに基づく公約のほうが共感されやすいことを比較したスライド

  • 中学生・高校生向けの公約例30選が分かる
  • ウケる公約とスベる公約の違いが分かる
  • 先生に怒られにくい考え方が分かる
  • 演説やスローガンへの使い方が分かる

生徒会の面白い公約例30選

まずは、すぐに使える公約例から見ていきます。

公約はそのまま丸写しするより、自分の学校の校則、校風、先生の雰囲気、自分のキャラに合わせて少し言い換えるのがおすすめです。

ここでは、中学生向け10個、高校生向け10個、中高どちらでも使いやすい公約10個に分けました。

どれも「笑えるけど、ちゃんと学校生活の改善につながる」方向で使いやすいものです。

共感と実現可能性が重なることで信頼される公約になることを示す図解スライド

分類 公約例 面白く見せる一言
中学生向け 給食のリクエストアンケートを実施する 人気メニューを夢で終わらせません
中学生向け 掃除時間のBGMや放送を楽しくするよう提案する 無言の掃除時間に少しだけ元気を足します
中学生向け トイレや手洗い場の不満を集める 学校で一番静かな不満を拾います
中学生向け クラス対抗あいさつチャレンジを行う 朝の眠気に勝てる学校を目指します
中学生向け 学校生活あるあるを生徒会だよりで紹介する みんなのあるあるを学校の話題にします
中学生向け 置き勉ルールの分かりにくさを整理する カバンの重さで心まで折れない学校へ
中学生向け 図書室のおすすめ本コーナーを作る 本との出会いをガチャ感覚で増やします
中学生向け 昼休みの校内放送にリクエスト枠を作る 昼休みを少しだけ楽しみに変えます
中学生向け 掃除道具の不足や故障をチェックする ホウキ探しの時間を掃除の時間に戻します
中学生向け 掲示板を見やすく整理する 誰も見ていない掲示板を見たくなる掲示板へ
高校生向け 自販機の希望商品アンケートを取る 放課後の一口をもう少し楽しみにします
高校生向け 購買の人気商品アンケートを行う 幻のパンを少しでも現実に近づけます
高校生向け 校内Wi-Fiの困りごとを集める 通信より先に心が切れない環境へ
高校生向け タブレット利用の不便を学校に届ける 学習端末をちゃんと学習に使いやすくします
高校生向け 文化祭の企画アイデアを全校から募集する 見るだけでなく出して楽しい文化祭へ
高校生向け 放課後の自習スペース改善を提案する 勉強する人が肩身の狭くない学校へ
高校生向け 生徒会活動を見える化する 何をしているか分かる生徒会にします
高校生向け 校則の分かりにくい部分を整理する グレーな校則を少しでも白黒はっきりさせます
高校生向け 雨の日の傘立てトラブル対策を考える 傘の迷子を減らします
高校生向け 行事後アンケートを次回企画に活かす 楽しかったで終わらせず次に活かします
中高共通 意見箱を紙とフォームの両方で設置する 声を出しにくい人の声も拾います
中高共通 月1回の学校生活アンケートを行う 小さな不満を定期回収します
中高共通 トイレ環境の改善点を集める 安心して使える場所を増やします
中高共通 校内放送を生徒参加型にする 聞き流される放送から聞きたくなる放送へ
中高共通 生徒会だよりを読みやすくする 読まれないお知らせを卒業します
中高共通 先生に聞きたい質問コーナーを作る 先生の意外な一面を安全に引き出します
中高共通 行事の写真や思い出を掲示する 楽しかった瞬間を学校に残します
中高共通 忘れ物が多い場所の注意表示を作る 忘れ物の常連スポットを見える化します
中高共通 学校生活の小さな不満を募集する 大事件になる前の小さなモヤモヤを拾います
中高共通 公約の進み具合を定期的に報告する 言いっぱなしにしない生徒会を目指します

迷ったときは「ウケるか」だけで選ばない

公約を選ぶときは、「笑いが取れそうか」よりも、「自分がその公約を話して不自然ではないか」を先に見たほうが安全です。

普段から明るく話すタイプなら少しユーモアを強めても自然ですが、いつも真面目なタイプが急に大きなボケを入れると、聞いている側が反応しづらいことがあります。

また、生徒会長に立候補する場合と、副会長・書記・会計に立候補する場合でも見え方は変わります。

生徒会長や副会長などの役職、中学生と高校生で公約の方向性が変わることを整理したスライド

会長候補なら、面白さよりも「全体を任せられそう」という安心感が大事です。

副会長や書記、会計なら、少し親しみやすさを出しても受け入れられやすい場合があります。

選び方の軸 おすすめの公約 注意したい公約
真面目に見せたい 意見箱、校則の整理、生徒会活動の見える化 ネットミームや強い自虐に寄せた公約
親しみやすく見せたい 購買、放送、学校あるある、行事アンケート 先生や特定の生徒をいじる公約
先生に通しやすくしたい アンケート、提案、報告で完結する公約 校則変更や費用がかかる内容を断言する公約
印象に残したい 冬の体育館、購買の混雑、掲示板など共感しやすい不便 一部の人にしか伝わらない内輪ネタ

30選の中から選ぶときは、面白さだけでなく「自分の学校で本当に提案できそうか」を必ず見てください。

たとえば、給食がない高校で「給食アンケート」を掲げてもズレますし、スマホ利用が厳しく禁止されている中学校でいきなり「スマホ自由化」を掲げると危険です。

自分の学校でよく聞く不満と、自分が立候補する役職に合うものを選ぶと、自然な公約になります。

迷ったときは、次の3つで比べてみてください。笑いの強さだけで選ぶと、先生のチェックや本番の空気で止まることがあります。逆に、安全性だけで選ぶと印象に残りにくくなります。

見るポイント 強い公約の特徴 注意したい公約
共感されやすさ 多くの生徒が「分かる」と思える学校あるある 特定のクラスや部活だけにしか伝わらない内輪ネタ
先生への説明 学校生活の改善として目的を説明できる ルールを軽く見ているように聞こえる言い方
実現への一歩 アンケート、提案、報告など当選後の行動が見える 「全部変える」「絶対に実現する」と言い切るだけの内容

公約例を選ぶときは、「そのまま使う」のではなく、「自分の学校名を入れても違和感がないか」で確認すると失敗しにくいです。

違和感がある場合は、テーマはそのままにして、言い方や実施方法を変えてみてください。

面白い公約を考えるときも、まずは定番の公約や実現しやすいテーマを知っておくと、自分の学校に合う形へアレンジしやすくなります。

面白さだけでなく、中学生・高校生向けの基本アイデアや役職別に使いやすい公約例もまとめて確認したい場合は、生徒会の公約アイデア集もあわせて読んでおくと、候補にできるテーマの幅が広がります。

生徒会の面白い公約の作り方

この章では、生徒会選挙で使える面白い公約の基本を整理します。

大事なのは、爆笑を狙うことよりも、票につながる面白さを選ぶことです。

公約はネタ披露ではなく、学校生活を少し良くするための約束なので、「笑える」「分かる」「できそう」の3つがそろっているかを見ながら考えると作りやすくなります。

ウケる公約の条件

ウケる公約の条件は、面白いのに現実味があることです。

ただ笑えるだけの公約より、「それ本当にやってほしい」と思われる公約のほうが、投票につながりやすいです。

生徒会選挙では、演説の瞬間に笑いが起きても、投票用紙に名前を書くときには意外と冷静に見られます。「この人が当選したら、学校生活が少しでも良くなりそうか」という目線は、かなり大事です。

たとえば「学校を毎日テーマパークにします」と言われたら一瞬は笑えるかもしれません。でも、多くの生徒はすぐに「無理でしょ」と感じます。逆に「昼休みの放送でリクエスト曲を流せる日を作ります」なら、ちょっと楽しそうで、しかも実現できそうに見えます。

この差は大きいです。面白さがあっても、現実味がゼロだと「ただふざけている人」に見えやすくなります。

生徒会の面白い公約は、爆笑よりも共感を取るほうが強いです。

演説で反応を取りやすいのは、「みんなが思っているけれど、あまり口に出していなかったこと」を少し大げさに言うパターンです。

冬の体育館を「我慢大会」と表現したときは、前の方の1、2年生が少し笑い、後ろの方にもザワッと共感の笑いが広がりました。大爆笑ではなくても、「分かる」という空気ができると、そのあとの真面目な提案を聞いてもらいやすくなります。

公約を考えるときは、「笑えるか」だけでなく、「当選後に動けそうか」「先生に説明できそうか」「生徒がメリットを感じるか」をセットで見ると失敗しにくいです。

この3つを外した公約は、演説では目立っても、投票や当選後の行動につながりにくくなります。

特に、先生に説明できない内容は、選挙公報やポスターの段階で止められる可能性もあります。

ウケる公約のチェックポイント

  • 生徒の不満やあるあるに根ざしている
  • 学校生活が少し良くなるイメージがある
  • 先生に聞かれても目的を説明できる
  • 実現できなくても、提案や交渉の行動はできる
  • 誰かを傷つける笑いになっていない

また、ウケる公約には「小ささ」も大事です。

大改革を掲げるとインパクトはありますが、学校側の判断や予算、校則に関わることが増えます。一方で、購買のラインナップ改善、意見箱の設置、放送のリクエスト企画、掃除用具の不便さ改善などは、地味でも生徒の生活に近いです。

地味な公約ほど、言い方を工夫すると「そこに目をつけるの面白い」と思われやすくなります。

役職によっても、ウケる公約の出し方は変わります。

生徒会長なら、全体の8割くらいは真面目な方向性を話し、面白い公約は掴みやアクセントにするほうが安定します。副会長、書記、会計などなら、もう少しキャラを出しても受け入れられやすい場合があります。

たとえば会計なら「生徒会費の使い道を分かりやすく見える化します」のように、役職と公約をつなげると説得力が出ます。

「面白いけど信頼できる」と思われるには、ネタのあとに必ずまじめな目的を置くのがコツです。笑いで入口を作り、共感で引き込み、行動計画で安心させる流れを意識すると、演説でもポスターでも使いやすくなります。

あるある解決型の考え方

面白い公約を作るなら、学校生活のあるあるから考えるのが一番作りやすいです。

「あるある」は聞いた瞬間に場面が浮かぶので、長く説明しなくても伝わりやすく、変な無茶をしなくても自然に笑いが生まれます。

設備や購買、ルールなど日常の不便を公約テーマに変える視点を示すスライド

たとえば、「トイレの紙が薄すぎる」「購買の人気パンがすぐ売り切れる」「置き勉のルールが分かりにくい」「昼休みの放送がいつも同じ雰囲気」などは、地味だけど多くの生徒が感じている不満です。

こういうテーマは、学校生活の改善という大義名分があるので、先生にも説明しやすくなります。

小さな不満をそのまま言うだけだと普通ですが、少しユーモアを足すと印象に残ります。たとえば「手を洗う前に心が折れないトイレ環境を目指します」のように、問題を大げさにしすぎず、聞いた人が「分かる」と思える温度感にするのがポイントです。

あるある解決型の公約を作るときは、次の順番で考えるとまとまりやすいです。

  1. 学校生活でよく聞く不満を集める
  2. その不満を一言で言える形にする
  3. 少しだけ笑える表現に変える
  4. 生徒会としてできる行動に落とし込む
  5. 先生に説明できる目的を添える

たとえば「購買の人気商品がすぐなくなる」という不満なら、いきなり「購買の商品を2倍にします」と言うと、在庫や費用の問題で難しく見えます。でも「人気商品の売り切れ状況をアンケートで集め、購買に要望として届けます」なら、生徒会として動けそうです。

演説では「昼休み開始3分で消える幻のパンを、もう少し現実世界に引き止めたいです」と言えば、少し笑いも取れます。

戦争や校則をぶっ壊すなどの強い表現を先生に説明しやすい言葉へ変換するスライド

ただ、この言い方も学校の空気や言葉選びで印象が変わります。

たとえば「購買のパン争奪戦をなくすために、昼休みの戦争を終わらせます」のような表現は、友達同士では笑えても、全校演説では少し強く聞こえることがあります。

ただし、あるあるを使うときは、特定の先生や生徒をネタにしないことが大切です。みんなが笑える話題に見えても、誰か一人を傷つける内容になると、一気に公約ではなく悪口に見えてしまいます。

あるあるネタで避けたい内容

  • 特定の先生や生徒を笑いものにする内容
  • 容姿、体型、声、家庭環境などに触れる内容
  • いじめや仲間外れを連想させる内容
  • 校則違反や授業妨害をすすめる内容

安全なのは、「物」「仕組み」「ルールの分かりにくさ」「設備の不便さ」「行事の改善」など、人ではなく環境に向けたあるあるです。人をいじるより、みんなで同じ不便を笑うほうが、聞いていて気持ちいい公約になります。

あるある解決型は、笑いの矛先を人ではなく学校生活の不便さに向けるのがコツです。

くだらない公約のNG例

くだらない公約が必ずダメというより、実現する気がないように見える公約が危険です。

生徒会選挙では、面白さよりも「この人に任せて大丈夫か」が最後に見られます。演説の場ではウケても、本気度が見えないと投票では別の候補者に流れてしまうことがあります。

NGに見えやすい公約 問題点 直すなら
給食を毎日ステーキにする 予算や栄養管理の面で現実味が薄い リクエスト給食アンケートを提案する
宿題を全部なくす 生徒会の権限を超えやすい 課題量について意見箱を作る
授業時間を半分にする 学校運営やカリキュラムに関わる 休み時間の過ごしやすさを改善する
嫌いな先生を交代させる 個人攻撃になりやすい 授業への要望を匿名で集める

くだらない公約をそのまま出すより、現実的な提案に変換するほうがずっと強いです。

特に、先生や生徒の名前を出していじる内容、容姿や性格をネタにする内容、校則違反をすすめる内容は避けたほうがいいです。面白い以前に、選挙の場に出す公約として信頼を失いやすくなります。

ありがちな失敗は、「どうせみんな笑ってくれるだろう」と思って、極端な公約をそのまま言ってしまうことです。

「授業を全部自習にします」「テストを廃止します」「校則を全部なくします」のような公約は、聞いた瞬間のインパクトはあります。でも、先生から見ると学校運営に関わる内容ですし、生徒から見ても「本当にやる気あるのかな」と見られやすいです。

もうひとつ注意したいのは、言葉が強すぎるパターンです。

「争奪戦」「戦争」「革命」のような言葉は、仲のいい友達同士では笑えても、体育館で先生が並んでいる本番の空気では浮くことがあります。ネタっぽさが先に立つと、せっかくの改善案まで軽く見られてしまいます。

友達同士で笑える言葉が、そのまま全校演説で使えるとは限りません。「戦争」「革命」「ぶっ壊す」のような強い言葉は、身内では冗談に聞こえても、体育館で先生や他学年の前で言うと大げさに見えることがあります。

迷ったら、強い言葉を少しやわらかくして、「混雑を減らす」「見直しを提案する」「使いやすくする」のような表現に変えると安全です。

くだらない公約を完全に捨てる必要はありません。元のアイデアを「生徒会としてできる行動」に変えると、面白さを残したまま使える公約になります。

たとえば「宿題をなくす」は危険ですが、「課題の量や提出期限で困っていることを集める」は現実的です。「校則を全部なくす」は無理がありますが、「校則で分かりにくい部分を生徒目線で整理し、先生に確認する」は公約として成立しやすいです。

無茶な願望を、アンケート、提案、交渉、報告に変換するのがコツです。

NG公約を直す考え方

NG公約を直すときは、「その公約で本当は何を変えたいのか」を考えると見えてきます。

「宿題をなくしたい」の裏には、「課題が多すぎてつらい」「部活や習い事と両立しにくい」という本音があるかもしれません。「スマホを自由に使いたい」の裏には、「連絡や調べ物で困る場面がある」という理由があるかもしれません。

そこまで掘ると、先生にも説明しやすい公約になります。

たとえば「校則をもっとゆるくします」という言い方は、生徒には分かりやすい一方で、先生や真面目な生徒からはルールを軽く見ているように聞こえることがあります。

この場合は、「生徒の実情に合ったルールの見直しを、生徒会として提案します」と言い換えると、同じ方向性でもかなり通りやすくなります。

演説ではその前に「なぜこれはダメなんだろうと思ったことがある人もいると思います」と入れると、生徒側の気持ちも残せます。

テーマ 攻めた言い方 安全な言い方 先生向けの説明
体育館の寒さ 冬の体育館は我慢大会です 集会中の寒さ対策を考えたいです 防寒着や膝掛けのルールを相談したいです
購買の混雑 パン争奪戦を終わらせます 購買の混雑を少しでも減らしたいです 希望調査や販売方法の工夫を提案します
校則 校則をもっとゆるくします 分かりにくい校則を整理したいです 生徒の実情に合ったルールの見直しを提案します

また、「絶対に実現します」と言い切るより、「実現に向けて意見を集めます」「学校側に提案します」「結果を全校に共有します」と言ったほうが誠実です。

学校内ではルールや権限があるので、できないことをできると言うより、できる行動をはっきり言うほうが信頼されます。

個人攻撃、差別的な表現、校則違反をすすめる内容、授業妨害につながる内容は、公約として出さないほうが安全です。選挙ルールに触れる可能性もあるため、迷ったら必ず担当の先生に確認してください。

実現可能な公約の見極め

実現可能な公約かどうかは、「生徒会だけで決められるか」ではなく、「生徒会として提案や交渉ができるか」で考えると分かりやすいです。

全部を一発で変えようとすると、だいたい無理が出ます。でも、意見を集める、話し合いの場を作る、先生に提案する、結果を報告するという行動なら、生徒会として取り組めることが多いです。

生徒会は、学校のルールや予算を自由に変えられる組織ではありません。

校則、授業、行事、購買、設備などは、先生や学校側の判断が必要になることが多いです。だからこそ、公約では「実現します」と言い切るより、「アンケートを取り、学校に提案します」としたほうが現実的です。

たとえば「校内Wi-Fiを自由に使えるようにします」と断言すると、学校のルールやセキュリティの問題で難しいかもしれません。でも「タブレット学習で困っている通信環境について意見を集め、改善案を先生に届けます」なら、生徒会として取り組める内容になります。

これなら、仮にすぐ実現しなくても、「動いてくれた」と見られやすいです。

実現可能性を見るときは、次の4つに分けると判断しやすいです。

確認する視点 見るポイント 公約にするときの言い方
権限 生徒会だけで決められるか、先生の承認が必要か 提案します、相談します
費用 お金がかかるか、備品購入が必要か 要望を集めます、優先順位をつけます
安全 ケガ、トラブル、個人情報の心配がないか ルールを守って実施を目指します
継続性 一回だけで終わらず続けられるか 定期的に報告します、仕組みを作ります

安全面、費用面、規則面、場所面から生徒会公約の実現可能性を確認するスライド

数字や条件が関わる内容は、学校ごとのルールで大きく変わります。特に費用が必要な備品の購入、校則変更、スマホやSNSの利用、学校外の人を呼ぶ企画などは、学校の判断がかなり大きく関わります。

実現可能な公約とは、必ず達成できる公約ではなく、当選後に責任を持って動ける公約です。

公約を見極めるときに便利なのが、「完成形」ではなく「第一歩」を公約にする考え方です。

たとえば「購買をもっと良くする」ではなく、「購買に入れてほしい商品アンケートを実施する」なら行動が明確です。「校則を変える」ではなく、「分かりにくい校則について生徒の声をまとめる」なら、先生にも説明しやすくなります。

公約に入れると信頼されやすい要素

  • いつ意見を集めるのか
  • 誰に提案するのか
  • どうやって結果を知らせるのか
  • できなかった場合も報告するのか

本番で使う前の最終チェック

  • その公約は、全校生徒の半分以上が意味を理解できそうか
  • 先生に聞かれても、学校生活の改善として説明できるか
  • 特定の先生、生徒、部活、クラスを笑いものにしていないか
  • 実現できなくても、意見収集や提案までは責任を持ってできるか
  • 自分の普段のキャラで言っても不自然ではないか

生徒会選挙で「面白い」と「信頼」を両立させるには、この具体性がかなり効きます。

どれだけ楽しい公約でも、行動が見えないと不安になります。逆に、少し地味な公約でも、進め方が見えると「ちゃんとしている」と思われます。

先生に怒られない注意点

先生に怒られないためには、公約に教育的な理由を添えるのがかなり大事です。

面白い言い方をしていても、目的が学校生活の改善につながっていれば、話を聞いてもらいやすくなります。逆に、目的が見えないまま面白さだけが前に出ると、「ふざけている」「選挙の場にふさわしくない」と受け取られることがあります。

たとえば「トイレットペーパーを良くしたい」だけだと、ただのワガママに見えるかもしれません。でも「衛生面の不満を減らし、誰もが安心して使えるトイレ環境にしたい」と言えば、学校環境の改善として伝わります。

同じ内容でも、言い方ひとつで印象はかなり変わります。

また、演説やポスターに出す前に、先生へ軽く確認しておくのも安心です。

「この表現で出しても大丈夫ですか」「この公約は生徒会として提案できますか」と先に聞くだけで、危ない表現を避けやすくなります。

事前に確認しておくと、本番で「これを言って大丈夫かな」と不安になりにくくなります。

実際、「校則をもっとゆるくします」という表現は、先生から見ると危なく見えやすいです。

私も「ゆるくする」という言葉はルールを軽く見ているように聞こえると言われ、「生徒の実情に合ったルールの見直しを提案します」に変えたことがあります。

また、「先生に怒られない範囲で頑張ります」のように先生を笑いの対象にしそうな一文は、余計なリスクになりやすいので削ったほうが安全です。

面白い公約ほど、裏側にまじめな理由を用意しておくと通りやすいです。

提出用と本番用の言葉を使い分け、個人攻撃を避ける大切さをまとめたスライド

学校ごとに判断基準は違います。

選挙公報、ポスター、演説原稿には事前チェックが入る学校もあるので、勝手に攻めた内容を出してから止められるより、最初に確認したほうが時間のロスも少ないです。

先生に説明しやすい言い換え

先生に通りやすい公約にするには、ネタっぽい表現を「学校生活の改善」に言い換えるのがコツです。

たとえば「購買のパン争奪戦をなくします」だけだと少しふざけて見えますが、「購買の人気商品について生徒の希望を集め、品ぞろえ改善の参考として提案します」と言えば、目的がはっきりします。

演説では面白い言い方を使い、提出用の公約文では少し落ち着いた言い方にするのもありです。

面白い言い方 先生に説明する言い方
購買の人気パンを幻にしない 購買商品の希望調査を行い、要望をまとめる
トイレで心が折れない学校へ トイレ環境の不満を集め、改善点を提案する
置き勉迷子を救いたい 置き勉ルールの分かりにくさを整理する
昼休みの放送を眠気覚ましにする 放送企画に生徒参加型のリクエスト枠を設ける
校則をもっとゆるくする 生徒の実情に合ったルールの見直しを提案する

提出用の原稿と、本番での言い方は少し分けて考えると安全です。

提出用には「生徒の実情に合ったルールの見直しを提案します」「購買の混雑を減らすために希望調査を行います」のように、目的が伝わる言葉を使います。

本番では、その前に一言だけ「正直、なぜこれはダメなんだろうと思ったことがある人もいると思います」「昼休みの購買、人気商品が消えるのが早すぎますよね」と入れると、生徒側の共感も残せます。

反対に、「先生に怒られない範囲で頑張ります」のような言い方は、軽い冗談のつもりでも先生を笑いの対象にしているように見えることがあります。

生徒には少しウケても、選挙後に先生と相談する場面で気まずくなる可能性があるので、入れないほうが無難です。

怒られやすい公約には、誰かを下げて笑いを取っている、学校のルールを軽く見ている、実現できないことを断言している、危険やトラブルの可能性を考えていない、という共通点があります。

校則、選挙ルール、個人情報、SNS利用、費用が関わる内容は、学校ごとに判断が違います。正確な可否は学校の公式案内、立候補のしおり、生徒会会則、担当の先生に確認してください。

先生に確認するときは、いきなり「これダメですか」と聞くより、「こういう目的で、こういう表現にしたいです」と伝えると話が通りやすいです。目的、対象、実施方法、注意点をセットで出すと、ただの思いつきではなく、ちゃんと考えた公約に見えます。

生徒会選挙は、演説で終わりではありません。当選したあとは、先生方と相談しながら公約を進める場面が増えます。だから、先生をいじって一瞬笑いを取るより、当選後に話し合いやすい関係を残しておくほうが大切です。

面白い公約ほど、「そのあと誰と相談することになるか」まで考えておくと失敗しにくくなります。

生徒会の面白い公約例と演説術

この章では、30選で紹介した公約例を、さらに中学生向け・高校生向け・設備改善・演説・スローガンに分けて深掘りします。

そのままコピペするより、自分の学校の校風、先生の雰囲気、普段の自分のキャラに合わせて調整するほうが自然に伝わります。

中学生向け公約例

中学生向けの面白い公約は、学校生活の身近な不満を小さく改善するものが向いています。

大きな改革より、給食、清掃、休み時間、掲示物、トイレなど、毎日関わるテーマのほうが共感されやすいです。

中学校では先生のチェックが比較的しっかりしていることも多いので、派手な約束よりも「ちゃんと考えている」と見える公約のほうが安心されます。

中学生向けに使いやすい公約例は、次の10個です。

  • 給食のリクエストアンケートを実施する
  • 掃除時間のBGMや放送を楽しくするよう提案する
  • トイレや手洗い場の不満を集める意見箱を作る
  • クラス対抗のあいさつチャレンジを企画する
  • 学校生活あるあるを生徒会だよりで紹介する
  • 置き勉ルールの分かりにくさを整理する
  • 図書室のおすすめ本コーナーを作る
  • 昼休みの校内放送にリクエスト枠を作る
  • 掃除道具の不足や故障をチェックする
  • 掲示板を見やすく整理する

中学生の場合、いきなり「ルールを変えます」と言うより、「意見を集めます」「先生に提案します」「試験的に実施できるか相談します」という表現が使いやすいです。

特に、給食や清掃などは先生や学校職員、栄養士、用務員さんなど複数の人が関わる場合があります。自分だけで変えられるように言わないほうが誠実です。

中学生の公約は、派手さよりも安心感と共感を優先したほうが票につながりやすいです。

たとえば「給食をもっと豪華にします」だと、費用や栄養バランスの問題が出ます。でも「月に一度、人気メニューの希望アンケートを取り、給食委員や先生に届けます」なら現実的です。

「掃除をなくします」だと危険ですが、「掃除道具の不足や壊れているものを確認し、使いやすい環境を目指します」なら学校生活の改善になります。

中学生向けに使いやすいテーマ

  • 給食のメニューやリクエスト
  • 掃除用具や掃除時間の工夫
  • トイレ、手洗い場、掲示板などの改善
  • あいさつ運動を楽しくする企画
  • 生徒会だよりや校内放送の改善

面白い言い方にするなら、学校の空気を少し明るくする程度がおすすめです。

たとえば「あいさつ運動を強化します」だけだとよくある公約ですが、「朝から声を出すのが苦手な人でも参加しやすい、ゆるめのあいさつ企画を考えます」と言うと少し親しみが出ます。

「トイレ改善」も、「学校で一番静かな不満を、ちゃんと聞こえる声にします」と言えば、ちょっと印象に残ります。

また、中学生の選挙では、普段のキャラとのズレにも注意したいです。いつも真面目な人が急に大きなボケをすると、周りがびっくりして反応しづらいことがあります。逆に、普段から明るい人は少しユーモアを強めても自然です。

自分に合わない公約より、自分が落ち着いて話せる公約を選んだほうが本番で強いです。

給食、校則、学校設備に関する内容は、自分の学校のルールや担当者の判断によって変わります。公約として出す前に、立候補のしおりや先生の確認を通しておくと安心です。

高校生向け公約例

高校生向けの面白い公約は、自由度を少し広げる提案が相性いいです。

スマホ、Wi-Fi、購買、自販機、文化祭、放課後の過ごし方など、高校生活を少し便利にする内容が目立ちやすいです。

ただし、「ただ楽にしたい」ではなく「ルールを守りながら快適にしたい」という言い方にすると、先生にも生徒にも伝わりやすくなります。

高校生向けに使いやすい公約例は、次の10個です。

  • 自販機の希望商品アンケートを取る
  • 購買の人気商品アンケートを行う
  • 校内Wi-Fiの困りごとを集める
  • タブレット利用の不便を学校に届ける
  • 文化祭の企画アイデアを全校から募集する
  • 放課後の自習スペース改善を提案する
  • 生徒会活動を見える化する
  • 校則の分かりにくい部分を整理する
  • 雨の日の傘立てトラブル対策を考える
  • 行事後アンケートを次回企画に活かす

高校生になると、少し攻めた言い方をしても受け入れられる学校はあります。ただし、スマホやSNSに関わる公約は、学校の方針や個人情報、安全面のルールが関係します。

特に、Instagram、TikTok、Xなどを生徒会広報に使う場合は、投稿内容、顔出し、コメント管理、アカウント管理などの問題が出ることがあります。

個人的には、高校生向けの公約ほど「自由にしたい」だけで終わらせないほうがいいと感じます。

たとえば「スマホ自由化」ではなく、「緊急連絡や学習目的で困る場面を整理し、利用ルールの見直しを提案します」と言うと、ただ遊びたいわけではないと伝わります。

高校生向けの公約は、自由度アップと責任ある使い方をセットにすると説得力が出ます。

高校生向けで特に使いやすいのは、購買・自販機・文化祭・学習環境の4つです。

関心を集めやすく、真面目な改善案にもつなげやすいので、次のように言い換えると使いやすくなります。

テーマ 公約例 面白く見せる一言
購買 人気商品アンケートを実施する 幻のパンを少しでも現実に近づけます
自販機 入れてほしい飲み物の希望を集める 放課後の一口を、もう少し楽しみにします
Wi-Fi 学習利用で困る場面を集める 通信より先に心が切れない環境へ
文化祭 企画アイデアを全校から募集する 見て楽しいだけでなく、出して楽しい文化祭へ
学習スペース 放課後に使いやすい場所の改善を提案する 勉強する人が肩身の狭くない学校へ

ただし、高校は校風による差がかなり大きいです。

自由な校風の学校なら、生徒会SNSのような少し今っぽい公約も受け入れられやすいかもしれません。一方で、進学校や伝統校、校則が厳しい学校では、ユーモアの方向を少し落ち着かせたほうが安全です。

自分の学校で過去にどんな候補者がウケていたかを見るのも参考になります。

SNS、スマホ、Wi-Fi、外部サービスの利用は、学校の管理方針や個人情報の扱いに関わる場合があります。公約にする前に、学校の公式ルールや担当の先生の確認を必ず取ってください。

設備や備品の改善案

設備や備品の改善案は、生徒会の面白い公約の中でも使いやすいジャンルです。

トイレ、手洗い場、傘立て、掲示板、時計、掃除道具、購買の商品などは、多くの生徒が日常的に関わるため、共感を取りやすいからです。しかも、人ではなく学校の環境に向けた話なので、ユーモアを入れても角が立ちにくいです。

ただし、費用や管理の問題が関わるため、「変えます」と言い切るより、「不満を集めて提案します」としたほうが現実的です。

おすすめは、いきなり「変えます」と言わずに、改善までの流れを公約にすることです。

  • 困っている設備をアンケートで集める
  • 生徒会で優先順位を決める
  • 先生や学校側に提案する
  • 結果を生徒会だよりで報告する

設備や備品の公約は、小さな改善でも全校生徒にメリットが伝わりやすいです。

費用が関わる内容は、学校の予算や購入ルールによって変わります。

たとえば「トイレットペーパーをダブルにする」「掃除道具を新しくする」「傘立てを増やす」などは、見た目には小さな改善でも、実際には予算や管理場所の問題が出るかもしれません。

設備や備品の公約で強いのは、「困っている人が多いのに、今まであまり言われてこなかったこと」を拾える点です。

教室の時計が見づらい、掲示板の情報が古い、図書室のおすすめ本が探しにくい、掃除用具入れが使いにくい、雨の日に傘が混ざるなど、毎日の小さな不便は公約にしやすいです。

設備・備品系の公約に向くテーマ

  • トイレや手洗い場の使いやすさ
  • 掃除道具の不足や管理
  • 掲示板や校内掲示の見やすさ
  • 傘立てや下駄箱まわりの整理
  • 図書室や自習スペースの使いやすさ
  • 購買や自販機の希望調査
設備改善テーマ ウケやすさ 先生への説明しやすさ 注意点
冬の体育館の寒さ 高い 高い 防寒着や膝掛けのルール確認が必要
購買の混雑 高い 購買を使わない生徒には伝わりにくい場合がある
トイレ環境 高い 言い方をふざけすぎると品がなく見える
掃除道具の不足 高い 地味なので一言の工夫が必要
校内Wi-Fi 低〜中 学校の管理方針や安全面の確認が必要
校則の見直し 高い 低〜中 「ゆるくする」ではなく「実情に合った見直し」と伝える

この中で一番使いやすいのは、冬の体育館の寒さや掃除道具の不足のように、誰かを責めずに学校生活の不便さを話せるテーマです。

逆に、校則やスマホ、Wi-Fiは注目されやすい一方で、先生の判断や学校のルールに強く関わるため、言い切りすぎないほうが安全です。

設備改善を面白く見せるコツ

設備改善は地味に見えやすいので、演説では少しだけ言葉を工夫すると印象に残ります。

たとえば「掃除道具を改善します」より、「ホウキを探す時間を掃除する時間に戻します」のほうが聞きやすいです。「掲示板を整理します」より、「誰も見ていない掲示板を、見たくなる掲示板にします」のほうがイメージしやすいです。

ただし、言葉だけ面白くして中身が薄いと弱いです。

「月1回、各クラスから設備の困りごとを集めます」「生徒会で優先順位をつけ、先生に提案します」「結果を掲示板や生徒会だよりで報告します」のように流れを示すと、ちゃんと動く公約に見えます。

設備や備品の変更は、安全管理、予算、校内ルールに関わる場合があります。実施を約束するより、意見収集や提案までを公約にしたほうが現実的です。

演説の掴みで笑わせる

演説の掴みで笑わせるなら、最初の一言は短く、分かりやすく、自分のキャラに合うものにするのが大事です。長いボケを入れるより、軽い共感ネタで空気をやわらかくするほうが安全です。

生徒会選挙の演説は時間が限られていることが多いので、最初から長いネタに入ると、本題を話す前に聞く側が疲れてしまいます。

たとえば、こんな入り方があります。

  • 朝の眠さに勝てない皆さん、今日は少しだけ目を覚まして聞いてください
  • 購買の人気パンより早く売り切れたい候補者です
  • トイレの紙より薄い存在感を、今日で卒業します
  • 冬の体育館で「足の感覚あるかな」と思った人に聞いてほしい話があります

ただし、演説で一番大切なのは、ウケたあとに本題へ戻ることです。笑いだけで終わると、「で、何をしてくれるの?」と思われます。

最初に笑わせて、中盤で具体的な公約を話し、最後にもう一度印象に残る言葉で締める。この形がかなり使いやすいです。

本番前に友達へ読んでみると、掴みの長さや伝わりにくい言葉も見つけやすいです。

たとえば「私はこの学校をより良くしたいと思い、立候補しました」と始めるより、冬の体育館のあるあるのような身近な話題から入るほうが、最初の10秒で聞いてもらいやすくなります。

笑いっぽい部分を冒頭と途中に少しだけ置き、すぐ真面目な話に戻すと、聞く側もついてきやすくなります。

もしスベったときは、慌てずに戻せば大丈夫です。「今のは少し攻めすぎましたが、本題はここからです」と言えるだけで、沈黙のダメージはかなり減ります。

笑いを狙うときに一番怖いのは、スベることそのものより、スベったあとに自分が動揺してしまうことです。

スベったとき用の一言を先に決めておく

演説本番は、思っているより空気が真面目です。体育館で全員が前を向いて座り、先生も並んでいる中で話すので、友達の前ではウケた一言でも反応が薄いことがあります。

だから、笑いを狙うなら、スベったときに戻る言葉もセットで用意しておくと安心です。

  • 「今のは少し攻めすぎましたが、本題はここからです」
  • 「笑いよりも、まずはこの不便をなくすことを本気で考えています」
  • 「静かに聞いてくれているということで、前向きに受け取ります」
  • 「ここからは真面目に、私がやりたいことを話します」

ポイントは、スベったことをごまかしすぎないことです。少しだけ認めて、すぐ本題に戻れば大きな失敗にはなりにくいです。

逆に、ウケるまで何度もネタを重ねると、どんどん空気が重くなることがあります。

演説の掴みは、笑わせるためではなく、聞いてもらう空気を作るために使うのがコツです。

演説の基本構成

面白い公約を入れるなら、演説全体は「掴み、共感、提案、行動、締め」の順番にすると話しやすいです。

まず軽い一言で聞く空気を作り、次に「みんなも困っていませんか」と共感を取ります。そのあとで公約を出し、どう動くかを説明し、最後に名前を覚えてもらう言葉で終わります。

使いやすい演説の流れ

  1. 短い掴みで空気を作る
  2. 学校生活のあるあるを出す
  3. 面白い公約を提示する
  4. 実現に向けた行動を説明する
  5. 真面目な一言で締める

たとえば、購買をテーマにするなら、「昼休み開始と同時に消える人気パン、あれはもはや校内の伝説です」と入り、「でも、みんなが何を求めているのかを集めれば、少しは変えられるかもしれません」とつなげます。

そして「私は購買の希望アンケートを実施し、結果を生徒会から学校に提案します」と本題に入ります。

最後は「小さな不満を、ちゃんと届く声にします」と締めると、笑いと真面目さのバランスが取れます。

寒さ対策をテーマにするなら、「冬の体育館、正直、集会というより我慢大会だと思っています」と入ってから、「でも本当に困っている人もいるので、防寒着や膝掛けのルールを生徒会から先生方に相談したいです」と戻す形が使いやすいです。

最初の一言で共感を取り、次の一文で真面目な目的を見せると、ふざけすぎた印象になりにくくなります。

演説では、声の大きさや間の取り方もかなり大事です。

面白い一言を早口で言うと、聞き取れずにスベったように見えることがあります。少しゆっくり、言い切ってから一拍置くだけで、聞いている側が反応しやすくなります。

冒頭で共感を集め、中盤で真面目な提案に戻し、終盤で行動計画を示す演説構成のスライド

リハーサルを友達に聞いてもらうときは、「面白かった?」だけを聞くより、「最初の10秒で聞く気になったか」「公約が何だったか覚えているか」「言い方が強すぎる部分はないか」を聞いたほうが役に立ちます。

笑ったかどうかだけで判断すると、本番の真面目な空気とのズレに気づけないことがあります。

本番前は、原稿を声に出して読むのがおすすめです。頭の中では面白くても、実際に口に出すと言いにくい表現はあります。

友達や家族に一度聞いてもらうだけでも、最初が長い、読むスピードが早い、笑ってほしい部分が流れている、といった点を調整しやすくなります。

面白いスローガン作り

面白いスローガンは、公約を一言で覚えてもらうためのものです。

短くて意味が伝わり、公約とつながっている言葉ほど、ポスターでも演説でも残りやすくなります。

たとえば、次のような方向性があります。

  • 学校生活、ちょっとだけ楽しくします
  • 小さな不満を、大きな改善へ
  • 声の大きさより、声を集める生徒会へ
  • 笑える学校より、笑って過ごせる学校へ
  • その不満、生徒会に投げてください
避けたいスローガン 危ない理由 直すなら
校則革命を起こします 勢いはあるが、先生には反抗的に見えやすい 生徒の実情に合ったルールを考えます
先生に怒られない学校へ 先生を笑いの対象にしているように見える 相談しやすい学校生活を目指します
購買戦争、終結 言葉が強く、購買を使わない人には伝わりにくい 昼休みの混雑を少しでも減らします
全部変えます 実現できない印象が強い 小さな不満から一つずつ届けます

スローガンは、強い言葉ほど目立ちますが、そのぶん誤解もされやすいです。

特に「革命」「戦争」「全部変える」のような言葉は、友達同士では盛り上がっても、選挙の場では大げさに見えることがあります。少し物足りないくらいの言葉でも、公約とつながっていれば信頼されやすいです。

流行語やネットミームを使う方法もありますが、すぐ古くなったり、先生に伝わりにくかったりすることがあります。使うなら、学校全体で分かるものに絞るのがおすすめです。

特定のグループだけにしか伝わらないネタは、一部には刺さっても、全校生徒向けの選挙では弱くなることがあります。

また、スローガンだけ面白くても、公約とつながっていないと弱いです。「何をする人なのか」が分かる言葉にすると、ポスターでも演説でも印象に残りやすくなります。

たとえば「革命を起こします」だけだと大きすぎますが、「小さな不満を集める生徒会へ」なら、行動の方向が見えます。

面白いスローガンは、笑える言葉よりも覚えやすくて公約に直結する言葉が強いです。

スローガンを作るときは、まず自分の公約を一言で表してみると作りやすいです。

  • 設備改善なら「小さな不便を見逃さない」
  • 意見箱なら「声を出せない声も届ける」
  • 購買改善なら「昼休みの楽しみを増やす」
  • 文化祭なら「参加したくなる行事へ」

このように、先に意味を決めてから少しだけ言葉を遊ばせると、変にスベりにくいです。

公約テーマ スローガン例 向いている候補者
意見箱 その声、ちゃんと拾います 誠実さを出したい人
設備改善 小さな不便を見逃さない 真面目で堅実な人
購買改善 昼休みの楽しみ、増やします 親しみやすさを出したい人
行事企画 見るだけじゃない、参加する学校へ 明るく企画力を見せたい人
生徒会広報 生徒会をもっと見える化 実務力を見せたい人

スローガンで気をつけたいのは、パロディに寄せすぎないことです。

人気作品や流行語をそのまま使うと、その瞬間は目立つかもしれませんが、先生のチェックに引っかかったり、元ネタを知らない人に伝わらなかったりすることがあります。

どうしても使いたい場合は、直接的な引用ではなく、雰囲気だけを借りて自分の言葉に直すほうが安全です。

ポスターでは、スローガン、公約、名前の3つが一目で分かることが大切です。スローガンを目立たせすぎて公約が読めないと、本末転倒になってしまいます。

最後に、自分のキャラに合っているかも確認してください。

普段から落ち着いたタイプなら、無理に爆笑系のスローガンにしなくても大丈夫です。真面目な言葉に少しだけユーモアを混ぜるほうが自然です。逆に、明るいキャラの人なら、少し砕けた表現でも受け入れられやすいです。

スローガンは「自分が言って恥ずかしくないか」も大事な判断基準です。

まとめ

生徒会の面白い公約は、ただのギャグや勢いで作るより、みんなが感じている小さな不満を拾って、実現できそうな形に直すほうが強いです。笑いを取りながらも、「この人ならちゃんと動いてくれそう」と思われることが大切です。

この記事では、生徒会の面白い公約例30選として、中学生向け10個、高校生向け10個、中高共通10個を紹介しました。

先に例を見て、自分の学校に近いものを選び、そのあとで実現可能性や先生への説明を整えると、公約としてかなり使いやすくなります。

中学生なら給食、掃除、トイレ、休み時間などの身近なテーマ。高校生なら購買、自販機、Wi-Fi、スマホ、文化祭などの少し自由度があるテーマが考えやすいです。

ただし、校則や学校の運営に関わる内容は、生徒会だけで決められないことも多いので注意してください。

一番おすすめなのは、面白い言い方で注目を集め、裏側にはまじめな理由を用意しておくことです。

そして、演説では面白い公約だけで押し切らず、真面目な公約や行動計画も合わせて話すと、信頼されやすくなります。

公約を作るときは、「生徒のあるあるを拾う」「現実的な行動に変える」「先生に説明できる理由を添える」「演説で聞きやすく伝える」の順番で考えるとまとまりやすいです。

特に、実現できるか分からない内容は、断言せずに「意見を集める」「提案する」「結果を報告する」という形にすると、誠実さが出ます。

爆笑より共感、自分のキャラとの一致、先生に説明できる理由、実行できる第一歩を確認するスライド

また、面白い公約は自分のキャラに合っていることも大切です。普段の自分とかけ離れたボケを無理に入れるより、自分が堂々と言える言葉を選んだほうが本番で伝わります。

笑わせることだけをゴールにせず、学校生活を少し良くするための入口としてユーモアを使うと、生徒にも先生にも受け入れられやすくなります。

迷ったときは、個人の先生や友達をネタにするより、冬の体育館、購買の混雑、掲示板の見にくさ、掃除道具の不足のような「誰も傷つけない学校あるある」に寄せるのがおすすめです。

そのほうが笑いが共感になりやすく、当選後に先生と相談するときも進めやすくなります。

最終的な公約の可否は、学校の校則、生徒会会則、選挙ルールによって変わります。校則や学校生活のルールは、学校ごとの方針や生徒指導の考え方とも関わります。

校則の見直しや運用については文部科学省「生徒指導提要(改訂版)」でも扱われていますが、実際に公約として出す前には、立候補のしおりや学校の公式案内を確認し、必要に応じて担当の先生や生徒会顧問に相談してください。