修学旅行のスローガンは決まったけど、サブタイトルが思いつかない…。
そんなとき、けっこう焦りますよね。
サブタイトルは、
「かっこよくしたい」
「意味をはっきりさせたい」
「先生にOKもらえるか不安」
このような悩みをまとめて解決しやすいパーツです。
この記事では、修学旅行スローガンサブタイトルの役割や作り方、四字熟語や英語、面白い路線の注意点、しおりに載せるときのコツまで整理した内容をまとめます。
「短いほどいい」と言われがちですが、短いだけだと“伝わらない”こともあります。
特に修学旅行は団体行動が多いので、スローガンは気分を上げるだけじゃなく、行動の目印にもなりやすいです。
(出典:文部科学省「学習指導要領(中学校) 第5章 特別活動」)
だからこそ、サブタイトルで目的やマナー、学びの方向性を補うと、クラス全体で同じイメージを共有しやすくなります。
このページを読み終えるころには、例文の作り方が分かるだけじゃなく、クラスでの決め方や投票の進め方、先生チェックで止まりやすいポイントまで、まとめて整理できるはずです。
- サブタイトルの役割がスッと分かる
- 作り方の手順と例文が手に入る
- 四字熟語・英語・漢字系の選び方が分かる
- 決め方とNG回避で揉めにくくなる
修学旅行のスローガンのサブタイトル作成のコツ

ここでは、サブタイトルが何のためにあるのか、どういうときに付けると効くのかを整理します。
「短いほど覚えやすい」一方で、短すぎて意味がぼやける問題も出やすいので、そのギャップを埋めるのがサブタイトルです。
サブタイトルの役割と意味
修学旅行のスローガンは、みんなの合言葉みたいなものです。
だから本当は短いほど強いのですが、短い言葉ほど「結局なにがしたいの?」となりがちです。
そこでサブタイトルがあると、メインの言葉をやさしく言い換えたり、目的を補足できたりします。
たとえばメインが「挑戦」なら、サブタイトルで「新しい体験を恐れずやってみる旅」みたいに具体化できます。
私はサブタイトルを考えるとき、まず「この旅行で大事にしたい行動」を一つに絞るのがラクだと思います。
行動が決まると、言葉もブレにくいです。
サブタイトルは“説明”ではなく“合意”を作る
サブタイトルって「説明文」っぽく見えますが、実際はそれ以上にクラスの合意形成に役立つと思っています。
メインだけだと、人によって受け取り方が違うことが多いです。
たとえば「絆」ひとつ取っても、「仲良くすること?」と思う人もいれば、「協力して行動すること?」と捉える人もいますよね。
ここでサブタイトルが「仲間と支え合い、時間を守って動く」みたいに具体的だと、全員が同じ方向を向きやすくなります。
修学旅行は班行動や集合などで「同じルール・同じ気持ち」が大事になる場面が多いので、サブタイトルは地味に効きます。
よくあるつまずき:サブタイトルが長すぎる
初心者がやりがちな失敗として、「あれもこれも入れたい」が膨らんで、サブタイトルが長文になるパターンがあります。
気持ちは分かるんですが、長すぎるとしおりや横断幕に載せたときに読みにくくなるし、誰も口にしなくなって形骸化しがちです。
目安としては「一息で言える長さ」「読んだ瞬間に情景が浮かぶ一文」くらいがちょうどいいです。
言い換えると、サブタイトルは作文じゃなく、キャッチに寄せる方がうまくいきやすいです。
会話でチェックするとズレが見つかる
私が便利だと思ったのは、サブタイトル案を会話で読み上げてみることです。
たとえば、こんな感じで確認するとズレが見えます。
- A「スローガンは『挑戦』、サブタイトルは『新しい体験を恐れずやってみる旅』でどう?」
- B「いいね。でも“恐れず”って言い方、怖がってる人がダメみたいに聞こえない?」
- A「たしかに。じゃあ『新しい体験に一歩踏み出す旅』にする?」
- B「それなら前向きでいい!」
こういう微調整を一回挟むだけで、先生チェックに通りやすくなったり、クラスの納得感が上がったりします。
サブタイトルの効果がある場面
- 漢字一文字や二字熟語で、意味が広すぎるとき
- 英語がかっこいいけど、全員に伝わるか不安なとき
- 面白いメインにしたいけど、真面目さも残したいとき
次にやると良いこと
- メインに込めたい“行動”を1つ決める(例:協力、時間、学び)
- サブタイトルは「誰が」「何を」「どうする」を一文にする
- 読み上げて、引っかかる言い回しがないか確認する
スローガン例文の作り方
例文が欲しいときほど、ゼロからひねるより「材料→形」の順が早いです。
私がやりやすいと思ったのは、まず材料(キーワード)を出してから、型に当てはめるやり方です。
まず材料を集める:テーマ×行動×気持ち
いきなり文章にしようとすると詰まりやすいので、材料を3種類に分けて集めると進みます。
修学旅行だと、学校のテーマ(学び)と、団体行動(マナー・協力)と、感情(ワクワク・思い出)が混ざりやすいからです。
- テーマ:歴史、文化、平和、自然、交流、発見
- 行動:協力、時間厳守、思いやり、挑戦、切り替え、やり切る
- 気持ち:笑顔、青春、最高、成長、感謝、絆
材料が揃うと、文章は「組み合わせ」になります。これができると、センスより手順で作れる感じが出てきます。
型に当てはめると早い
よく使いやすい型はこんな感じです。
- メイン(短く)+サブタイトル(具体化)
- メイン(かっこよく)+サブタイトル(学び・マナーを補足)
- メイン(抽象)+サブタイトル(行動指針に落とす)
「具体化」がポイントで、サブタイトルの中に“行動”を入れると締まります。たとえば「思い出」だけだとふわっとしますが、「時間を守って思い出を増やす」だと、何をするかが見えます。
そのまま使える例
以下は、雰囲気が伝わるように作ったサンプルです。クラスのテーマや行き先に合わせて単語だけ差し替えると作りやすいです。
- 絆:仲間と支え合い、学びを深める旅
- 挑戦:新しい体験に一歩踏み出す三日間
- 笑顔:マナーも思い出も大切にしよう
もう一段上げる:チェック項目で“ダサい不安”を減らす
「ダサいかも」「ありきたりかも」と不安があるなら、例文を作ったあとにチェックすると安心です。私は次の順番で見ます。
- 覚えやすさ:一回聞いて言える?長すぎない?
- テーマ適合:学校の目的(学び・平和・歴史など)がにじむ?
- ポジティブ:否定や叱責っぽい響きになってない?
- オリジナル:去年や他クラスと丸かぶりしてない?
サブタイトルは長くしすぎると覚えにくいので、私は「一息で言える長さ」くらいを目安にしています。
例文づくりの最短ルート
- 材料を出す(テーマ×行動×気持ち)
- 型に当てる(メイン短く、サブで具体化)
- 読み上げて引っかかりを直す
- チェック項目で最終整形
短い四字熟語の活用例

四字熟語は、意味がギュッと詰まっていてスローガン向きです。
特に修学旅行だと、団体行動・学び・友情がテーマに入りやすいので相性がいいです。
ただし、四字熟語は「知ってる人はかっこいいけど、知らない人は置いてけぼり」になりがちです。
そこでサブタイトルで噛み砕くのが安定です。
四字熟語は硬さが出るぶん、サブで柔らかくする
四字熟語って、どうしても硬く見えることがあります。
もちろんそれが良さでもあるのですが、クラス全員が同じ意味を理解してないと、ただ掲げただけになりやすいです。
だから、サブタイトルはやさしい言葉に寄せるとバランスが取れます。
たとえば「一致団結」は強い言葉ですが、サブタイトルで「心をひとつに、時間を守って楽しく学ぶ旅」みたいに噛み砕くと、行動まで落ちてきます。
選ぶ順番:意味→読みやすさ→クラスとの相性
四字熟語を選ぶときは、私は次の順番が失敗しにくいと思います。
- 意味が合うか:修学旅行で大事にしたいことに近い?
- 読みやすいか:読めない字が多くない?ふりがな前提でもOK?
- クラス相性:真面目寄り?明るめ?雰囲気と合う?
「かっこよさ」で選びたくなるんですが、意味がズレているとサブタイトルで補正しきれないこともあります。
まず意味から見るのが安定です。
| 四字熟語 | 印象 | サブタイトル例 |
|---|---|---|
| 一致団結 | 王道で団体向き | 心をひとつに、時間とマナーを守る旅 |
| 一期一会 | 思い出系で強い | 出会いと学びを大事に、全力で楽しもう |
| 有言実行 | 行動に寄せやすい | 決めた目標を最後までやり切る三日間 |
さらに使いやすい四字熟語の方向性
四字熟語は種類が多いので、迷うなら方向性で絞ると早いです。
たとえば、こんな分類で探すと決めやすいです。
- 団体行動:協力・団結・一致を連想するもの
- 学び:経験・発見・成長を連想するもの
- 思い出:出会い・一度きり・大切を連想するもの
四字熟語を使うなら、サブタイトルで「何をする旅か」を一文で言ってあげると、全員に伝わりやすいです。
漢字一文字と副題のコツ
漢字一文字はインパクトがある反面、意味が広すぎて誤解されやすいです。
だからこそ副題(サブタイトル)がほぼセットだと思っています。
一文字は「方向」を決める
「絆」「旅」「学」「笑」みたいな一文字は、方向性を示すのは得意ですが、具体的な行動は読み取れません。
そこでサブタイトルで「どうするか」を足します。
- 学:歴史と文化を体感し、視野を広げる旅
- 笑:思いやりを忘れず、全員で最高の思い出を
- 進:時間を守って、班行動も協力してやり切る
“意味が広い”を味方にする:副題でピントを合わせる
漢字一文字の強みは、余白があるところです。
余白があるから、見た人が「何だろう?」と気になる。
ただし、そのままだとピントが合わないので、副題で焦点を合わせます。
たとえば『絆』なら、「何の絆?」「どうする絆?」が曖昧なので、副題で『仲間と支え合い、マナーを守って学ぶ旅』のように、修学旅行らしい要素を入れると一気に行事の言葉になります。
よくある失敗:副題がメインを説明しすぎて重くなる
副題は補足なので、あくまで軽く、分かりやすくが基本です。
説明しすぎると、メインのインパクトが消えてしまいます。
私は「副題は“1メッセージ”」を意識するとまとまりやすいと感じてます。
例えば「学」を掲げたなら、学びの内容を全部並べないで、「歴史と文化を体感する」と1つに絞る。
これだけで読みやすさが上がります。
判断の流れ:一文字を決める前に“クラスらしさ”を言語化
漢字一文字を決める前に、「うちのクラスってどんな雰囲気?」を言葉にすると選びやすいです。
たとえば、こんな感じです。
- 落ち着いて真面目:学、律、和、志
- 明るく元気:笑、輝、祭、楽
- 挑戦したい:進、挑、飛、拓
「一文字=看板」「サブタイトル=説明書」くらいで考えると作りやすいですよ。
副題づくりのチェック
- 一文で言い切れているか(長文になってないか)
- 行動が入っているか(学ぶ・守る・協力する等)
- 否定や命令が強すぎないか(プレッシャーにしない)
- 読み上げて自然か(口に出しても違和感がない)
英語フレーズの注意点
英語はおしゃれで、しおりや横断幕に載せても映えます。
ただ、英語だけにすると「意味が分からない人が出る」問題が起きやすいです。
なので、サブタイトルで日本語の補足を入れるのがおすすめです。
たとえばメインが英語、サブが日本語だと両方の良さが出ます。
英語と熟語を組み合わせたサブタイトル例をもっと見たい場合は、英語・四字熟語を使ったサブタイトル例(かっこいいパターン集)も参考になります。
英語は“短さ”が武器だけど、伝わらないと損
英語フレーズの魅力は、短くてリズムがよく、見た目も締まるところです。
例えば「One Team」「Best Memories」みたいな形は、しおりの表紙でも映えます。
ただ、クラス全員が英語に強いわけではないので、意味が共有できないと“かっこいいけど空気”になりやすいです。
ここでサブタイトルの出番です。日本語で意図を補うだけで、「英語のかっこよさ」と「全員に伝わる分かりやすさ」を両立できます。
英語の選び方:意味のズレと“強さ”に注意
英語はニュアンスが強く出ることがあります。
日本語だと軽く言ったつもりでも、英語だと命令っぽく聞こえたり、逆に子どもっぽく見えたりすることもあります。
だから、英語を決めるときは「直訳」より「伝わる雰囲気」を重視した方が安全です。
また、単語が難しいほどおしゃれに見える反面、説明が必要になるので、修学旅行ではシンプルが勝ちやすいです。
短く、誰でも読めて、意味も想像できる言葉が使いやすいと思います。
かっこよさより「みんなが同じ意味で理解できるか」を優先すると失敗しにくいです。
具体例:英語メイン+日本語サブで“通る形”にする
例としては、メインを「One Team」にして、サブタイトルを「協力して学びも思い出も全部取りに行く」みたいにすると、雰囲気は保ちつつ伝わりやすいです。
もう少し真面目寄りなら、サブタイトルに「時間を守って、全員で安全に行動する」など、先生が見たときに安心できる要素を入れると通りやすくなります。
面白さや軽さを出したい場合も、サブタイトルでマナーや学びを入れるとバランスが取りやすいです。
英語案が出たら、次を確認すると安心だと思います。
- 読みやすいか(ローマ字っぽく読めるか)
- 意味が共有できるか(日本語の副題で補えているか)
- 誤解がないか(強すぎる、攻撃的、下品に見えないか)
- 印刷しても見栄えするか(文字数が多すぎないか)
修学旅行のスローガンのサブタイトルの決め方

ここでは、クラスで揉めにくく決める方法や、行き詰まったときの突破口、NG回避までまとめます。
スローガンは言葉そのものだけじゃなく、決めるプロセスが「自分たちの行事感」を作るので、できる範囲で全員参加に寄せるのが安心です。
クラスでの決め方と投票
決め方で一番揉めるのは、好みが分かれるときです。
かっこいい派と面白い派、四字熟語派と英語派…みたいに方向性が割れると長引きます。
まず「方向性」をそろえる
いきなり候補を並べるより、先にスタイルを決めると早いです。
たとえば「メインは短く」「サブタイトルで真面目さを入れる」など、ルールを軽く作ります。
ここで大事なのは、ルールを厳しくしすぎないことです。
ルールが多すぎると、アイデアが出なくなります。
私は「守るルールは2つまで」くらいがちょうどいいと思います。
例えば「短く」「ポジティブ」の2つだけでも十分です。
投票は段階式がやりやすい
私なら、こんな流れにします。
- 全員からキーワード募集(短い単語でもOK)
- 実行委員が候補を5〜8個に整理
- シール投票や匿名投票で上位2〜3案に絞る
- 上位案を少しだけ言い換えて最終投票
匿名にすると、声が大きい人に引っ張られにくくて、納得感が出やすいです。
“揉めないための工夫”は事前に決める
投票が荒れやすいのは、「負けた側が納得できない」状況が起きるからです。
そこで、事前に“揉めないためのルール”を一つだけ決めておくと安心です。
例えば「上位2案は、サブタイトルで折衷できるか必ず検討する」と決めるだけでも、対立が和らぎます。
また、投票の前に各案の“意図”を短く説明しておくのもおすすめです。
「かっこいいから」だけだと賛否が割れますが、「行動の指針にしたい」「学びを強調したい」など理由が見えると、選ぶ側も納得しやすいです。
先生チェックを見越した“確認質問”
最後に、先生に見せる前にクラス内で確認すると良い質問を置いておきます。
私はこの3つを聞くとズレが減ると思いました。
- このサブタイトルを見て、具体的にどんな行動を思い浮かべる?
- 否定やいじりに見える部分はない?誰かが嫌がりそう?
- しおりに印刷されたとき、読みにくくない?
投票をスムーズにするコツ
- 候補数は多くしすぎない(5〜8個くらいが扱いやすい)
- 匿名投票で空気読みを減らす
- 上位案は折衷の可能性を残す
- 理由(意図)を短く共有してから投票する
思いつかない時の発想法
思いつかないときは、才能の問題というより材料不足なことが多いです。
私は「一旦、言葉を増やす」に振り切った方が進むと思っています。
発想の型が欲しいときは、学級目標を頭文字で作る方法(スローガン例付き)のように、ルールを決めてから言葉を当てはめるやり方も役立ちます。
キーワード出しのコツ
テーマ(歴史・平和・文化・自然など)と、行動(協力・時間・マナー・挑戦)を分けて出すと、組み合わせが作りやすいです。
- テーマ寄り:学び、発見、歴史、文化、平和、交流
- 行動寄り:協力、団結、時間厳守、思いやり、挑戦
“出ない”の原因は、条件が曖昧なことが多い
アイデアが出ないときって、「どんな方向が正解か分からない」状態になっていることが多いです。
例えば「かっこよく」と言われても、四字熟語なのか、英語なのか、漢字一文字なのかが決まってないと迷います。
だから、最初に“型”を決めてしまうのが効きます。
「メインは二字熟語」「サブで行動指針を入れる」みたいに枠を作ると、考える範囲が狭まり、逆に出やすくなります。
組み合わせで一気に増える
たとえば「発見×挑戦」なら「発見の旅、挑戦の旅」みたいに広げられます。
そこからメインを短くして、サブタイトルで具体化するとスローガンっぽくなります。
ここでおすすめなのが、「テーマ(名詞)+動き(動詞)」の組み合わせです。
名詞だけだとふわっとしますが、動詞が入ると一気に行動が見えます。
- 学び+深める
- 思い出+つくる
- 友情+育てる
- 挑戦+踏み出す
- マナー+守る
過去例は丸写しより構造だけ借りる
過去例を参考にするときも、丸写しではなく「構造だけ借りる」くらいが安心です。
例えば、
- メイン:一言(インパクト)
- サブ:具体化(学び/マナー/協力)
この構造だけ借りて、単語は自分たちのキーワードに置き換えると、オリジナル感が出ます。
決まらない時の折衷案

最後まで決まらないのは、A案もB案も捨てがたいときです。
こういうとき、折衷案が意外と強いです。
メインとサブで役割分担する
たとえばA案が「挑戦」、B案が「友情」なら、どっちかをメイン、どっちかをサブタイトルに回すだけでまとまりやすいです。
- 挑戦:友情を力に、新しい一歩を踏み出す旅
- 友情:挑戦を楽しみ、全員で成長する三日間
「どっちが上か」を決めない構造にできるので、空気が悪くなりにくいです。
折衷は“足し算”より“役割整理”がうまくいく
折衷案というと、ついAもBも詰め込んで長くしがちです。
でも実際は、足し算より役割整理が強いと思います。
メインはインパクト、サブは具体化。こう分けるだけで、2つの意見を自然に同居させられます。
さらに、折衷のやり方は一つじゃありません。
例えば、
- キーワード折衷:Aの単語とBの単語を一文にまとめる
- トーン折衷:メインは面白く、サブは真面目にする
- スタイル折衷:メインは英語、サブは日本語にする
どの折衷が合うかはクラスの雰囲気次第なので、「揉めてるポイントは何か」を先に言語化すると早いです。
判断の流れ:折衷にするか、決め切るか
折衷案が便利とはいえ、なんでも折衷が正解というわけでもありません。
私は次の流れで判断すると納得感が出ると思います。
- 上位2案の差が僅差か確認する(票数が近いなら折衷が向きやすい)
- 両方の“核”を一言で言う(例:挑戦=一歩踏み出す、友情=支え合う)
- 核が両立できるか考える(両立するなら折衷、矛盾するなら決め切る)
折衷するときは、要素を詰め込みすぎないのがポイントです。
入れたいことが増えたら、サブタイトルを短くして調整すると読みやすさが残ります。
面白い路線のNG回避
面白いスローガンは盛り上がる反面、先生チェックで止まりやすいのも事実です。
狙うなら「内輪ネタにしすぎない」「誰かをいじらない」が基本だと思います。
ネタの方向性を増やしたい人は、言い回しのパターン集として学級目標で使える面白いスローガン例30選もヒントになります。(※そのまま丸写しではなく、構造だけ借りるのが安心です)
NGになりやすいパターン
- 特定の人や先生を連想させるいじり
- 旅行先の地域を茶化す表現
- 過激・下品・攻撃的に見える言葉
“面白い”の方向を間違えると一気に危ない
面白さって、方向を間違えると「笑えない」になりがちです。
特に修学旅行は、先生や保護者、場合によっては訪問先の人の目にも触れる可能性があります。
だから、笑いの種類は“みんなが安心して笑えるもの”が前提になります。
例えば、内輪のあだ名や特定の誰かの失敗ネタは、クラス内だけなら盛り上がっても、外から見ると不快だったり、いじめっぽく見えたりすることがあります。
ここは避けた方が安全です。
面白さはメイン、真面目さはサブで
メインで遊び心を出して、サブタイトルで「学び」「マナー」「協力」を入れると通りやすくなります。
例えば、メインを軽めにするなら、サブタイトルで「時間を守って、全員で安全に学ぶ」みたいな芯を入れておくと安心です。
会話例:先生に見せる前に“自分が先生だったら”で確認
面白い案が出たとき、私は一度「自分が先生ならOK出せる?」を想像します。
例えばこんなやり取りです。
- A「メインはちょいネタで行きたい!」
- B「いいね。でも先生に怒られない?」
- A「じゃあサブに“マナーを守って学ぶ旅”を入れて、ちゃんとしてる感を出す?」
- B「それなら“ふざけてるだけ”じゃないって伝わるかも」
この“ちゃんとしてる感”をサブタイトルで担保できると、先生チェックの通過率が上がりやすいです。
もちろん学校の方針にもよりますが・・・。
次に取るべき行動
- 案を“先生目線”で読み上げて違和感がないか確認する
- 面白さを残すなら、サブで学び・マナー・安全を補う
- 不安なら、先生に早めに方向性だけ相談しておく
しおり表紙の文字数目安
しおりや横断幕に載せるなら、見た目の読みやすさも大事です。
長すぎると文字が小さくなって、せっかくのスローガンが目に入らなくなります。
あくまで一般的な目安
私は「メインは短く、サブタイトルは一文」を基準にしています。
メインは数文字〜十数文字、サブタイトルは一息で読める程度が扱いやすい印象です。
“文字数”だけじゃなく“情報の置き場所”を決める
しおりはデザインやレイアウトがあるので、文字数が多いほど小さくなって読みにくくなります。
ただ、全部を短くする必要はなく、何を表紙に置いて、何を本文に回すかを決めるとすっきりします。
例えば、表紙はメイン+短いサブタイトルにして、本文ページ(しおりの冒頭など)に「このスローガンに込めた思い」をもう少し丁寧に書く、という分担もできます。
表紙は“顔”、本文は“説明”という感じです。
見やすさの比較:印刷物・横断幕・Tシャツ
載せる場所によって、見やすい長さは変わります。
私はざっくりこう考えると迷いにくいと思いました。
| 使う場面 | 向いている長さ | 注意点 |
|---|---|---|
| しおり表紙 | 短め(パッと読める) | 文字が小さくならないようにする |
| 横断幕 | さらに短め(遠くから読める) | 1行に収まるか、改行位置を考える |
| Tシャツ | 最短(単語〜短文) | 英語や漢字一文字が相性良い |
この表はあくまで一般的な目安です。
実際のレイアウトや印刷サイズで見え方は変わるので、可能なら仮のデザインに入れて確認すると安心です。
デザインで失敗しにくい工夫
- メインは太字にして視線を集める
- サブタイトルはひらがな多めで読みやすくする
- 読みが難しい熟語にはふりがな前提で考える
最終チェック:読みやすさを確認する質問
最後に、しおりに載せる前の確認質問です。
これを一回やるとミスが減りますよ。
- 3秒で読める?(パッと見て意味が入る?)
- 知らない人が見ても、雰囲気が伝わる?
- 難しい単語に頼りすぎてない?(読みの説明が必要なら準備できる?)
まとめ
修学旅行スローガンサブタイトルは、メインの短い言葉だけでは伝えきれない「目的」や「行動」を補ってくれる便利な役割があります。
作り方に迷ったら、まずキーワードを出して、メインは短く、サブタイトルで具体化する流れにすると組み立てやすいです。
四字熟語・漢字一文字・英語・面白い路線は、それぞれ良さがあるので、クラスの雰囲気と先生チェックを意識しつつ、みんなが同じ意味で理解できる形に寄せると安心だと思います。
最後に、私が一番大事だと思うのは「決めて終わりにしない」ことです。
しおりに載せる、教室に掲示する、出発前に唱和するなど、使う回数が増えるほどスローガンは“生きた合言葉”になります。
サブタイトルも含めて、クラス全員が自然に口にできる形に整えてみてください。

