三送会の時期が近づくと、お世話になった先輩へどんな言葉を贈ればいいのか悩んでしまうことはありませんか。
三送会に関するメッセージの例文を探してみると、一言でまとめられた短いものから、部活ごとに使える専門的な言葉、少し笑いを取れる面白いフレーズまで本当にさまざまですよね。
さらに、かっこいい英語の表現や、色紙を書く際のマナーについても気になるところだと思います。
私自身、学生時代は先輩への寄せ書きで何度も筆が止まってしまった経験があります。
このページでは、先輩との関係性やシチュエーションに合わせて、そのまま使える具体的なアイデアをたくさん集めてみました。
先輩の心に響く、あなたらしい感謝の言葉を見つけるヒントにしてみてくださいね。
- 三送会で先輩に贈るメッセージの基本構成
- 相手との関係性や部活に合わせた例文の選び方
- 色紙を書く際のマナーや受験生への忌み言葉
- 書き損じの対処法やプレゼント選びのポイント
失敗しない三送会のメッセージの例文

いざ色紙を目の前にすると、何から書き始めればいいか迷ってしまいますよね。
この章では、先輩との関係性の深さや所属している部活の特性に合わせた、具体的なメッセージの例文をご紹介していきます。
そのまま使っても大丈夫ですし、少しだけ自分なりのエピソードにアレンジして使うのもおすすめですよ。
親しい先輩へ贈る感動のメッセージ
いつも一緒にふざけ合ったり、部活の後で他愛もない話をしながら帰ったりした親しい先輩には、変にかしこまった定型文を送るよりも、素直な気持ちをどう表現するかがカギになります。
親しいからこそ、二人にしかわからない具体的なエピソードを盛り込むのが一番かなと思います。
例えば、「あの日の帰り道で奢ってもらったアイスの味、忘れません」とか「休みの日に一緒に買い出しに行ったの、めちゃくちゃ楽しかったです」といった、何気ない日常のワンシーンを切り取るんですね。
そうすることで、メッセージが一気にパーソナルなものになり、先輩にとっても特別な言葉として心に響くはずです。

また、「寂しい」という感情を素直に出すことも、親愛の情を伝える上でとても効果的ですよ。
普段は照れくさくて言えないようなことも、三送会という特別なタイミングなら伝えられるかも。
「先輩がいなくなると本当に寂しいですが、教えてもらったことを胸に頑張ります」
といった言葉は、後輩から言われて嬉しくない先輩はいません。
少し砕けた表現や、笑顔のマークなどを使っても許される関係性なので、自分らしさを存分に出していきましょう。
【親しい先輩への例文】
「○○先輩!3年間本当にお疲れ様でした。部活中のかっこいい姿と、普段の面白いトークのギャップが大好きでした(笑)。あの夏の合宿の夜、遅くまで起きて語り明かしたことは私の一生の思い出です。先輩がいなくなると本当に寂しいですが、教えてもらったことを胸に頑張ります。卒業しても絶対にご飯行きましょうね!」
メッセージの構成としては、最初に感謝の言葉を述べ、次に具体的なエピソードで思い出を共有し、最後にこれからの応援や「また遊びましょう」といった未来への繋がりを示すと、とても綺麗にまとまります。
色紙に書く文字の大きさも、少し元気よく大きめに書くと、先輩への慕う気持ちが視覚的にも伝わりやすくなります。
あれこれ考えすぎて手が止まってしまうよりは、先輩の顔を思い浮かべて、一番初めに浮かんだ感情をそのまま言葉にしてみてくださいね。
部長や憧れの先輩へのメッセージ
個人的な親しさはそこまでなくても、チームを引っ張ってくれた部長やキャプテン、あるいは自分にとって憧れの存在だった先輩には、その背負っていた責任や、チームのために尽くしてくれたリーダーシップに対する敬意をまっすぐに伝えることが大切ですね。
役職についている先輩というのは、私たちが想像している以上に、見えないところで様々な重圧と戦っていたものです。
顧問の先生と部員の間に立って板挟みになったり、チームの空気が悪い時に一人で声を出し続けたりと、孤独な戦いもあったはずです。
だからこそ、後輩からのメッセージで「先輩のその努力、ちゃんと見ていましたよ」「先輩のおかげでこのチームは最高でしたよ」と伝えてあげることは、彼らにとって何よりの労いになります。

具体的なメッセージとしては、個人の感情にとどまらず、チーム全体への貢献を称える視点を持つと良いかなと思います。
「どんなに苦しい練習でも先頭に立って走る先輩の背中は、私たち後輩の目標でした」
とか、
「チーム全員に目を配り、いつも的確なアドバイスをくださった先輩のリーダーシップを心から尊敬しています」
といった言葉は、先輩の心に深く刺さるはずです。
また、ただ「かっこよかったです」と抽象的に褒めるよりも、「試合で負けて落ち込んでいた時、先輩がかけてくれたあの一言で救われました」といった具合に、自分が具体的にどう影響を受けたのかを言語化すると、言葉の重みが増します。
【憧れの先輩への例文】
「3年間お疲れ様でした。チーム全員に目を配り、いつも的確な声がけをしてくださる○○先輩のリーダーシップを心から尊敬していました。どんなに苦しい練習でも、絶対に手を抜かずに先頭を走る先輩の背中は、私たち後輩の目標でした。キャプテンとしての重圧も大きかったと思いますが、最後までやり抜く姿は本当にかっこよかったです。」
さらに、これからの決意表明を添えるのも素晴らしいですね。
「先輩が作り上げてくれたこの素晴らしいチームの雰囲気を、今度は私たちがしっかりと引き継いでいきます」
という言葉は、安心して引退していくための大きな安心材料になります。
尊敬する先輩だからこそ、その意思を受け継いで自分も頑張るという姿勢を見せることが、最高のはなむけになるのではないでしょうか。
字を書く時も、気持ちを引き締めて、一文字一文字を力強く丁寧に書くことを意識してみてください。
接点が少ない先輩への一言メッセージ
「同じ部活にいたけれど、正直あまり直接話したことがない…」そんな先輩への寄せ書きが回ってきた時、一番筆が止まりやすいですよね。
嘘のエピソードを作るわけにもいかないし、かといって「お疲れ様でした。これからも頑張ってください」という誰にでも書けるような定型文だけでは、少し冷たい印象を与えてしまうかもと悩む気持ち、すごくよく分かります。
接点が少ない先輩へメッセージを書く際の最大のポイントは、「無理に作り話をせず、嘘をつかないこと」そして「陰ながら応援していた・見ていたという視点を持つこと」です。

直接の会話は少なくても、同じ空間で活動していたのであれば、何かしら先輩の姿は視界に入っていたはずです。
- グラウンドの隅でいつも黙々とストレッチをしていた姿
- 片付けの時に誰よりも丁寧に道具を扱っていたこと
- 大会でここぞという時に決めたあのプレー
など、遠くからでも見えていた先輩の素晴らしい部分を思い出してみてください。
「直接お話しする機会は少なかったですが、部活に真剣に取り組む先輩の姿をいつも遠くから見ていて、すごいなと尊敬していました」
というような書き出しにすれば、決して嘘っぽくならず、かつ誠実な気持ちがしっかりと伝わります。
短く心に残るフレーズの言い回しに迷う場合は、部活の先輩へ贈る引退メッセージを一言で伝える例文集のような「短文特化」の例文も参考になります。
【接点が少ない先輩への例文】
「3年間お疲れ様でした。直接お話しする機会は少なかったですが、誰よりも早く部室に来て準備をしている先輩の姿をいつも見ていました。その真面目な姿勢は私たち後輩のお手本でした。短い間でしたが、同じチームで活動できて光栄でした。新しい環境でのご活躍を心よりお祈りしています。」
また、接点が少ないからこそ、言葉遣いには人一倍気を配りたいところですね。
馴れ馴れしい表現は避け、
「ご卒業おめでとうございます」
「新しい環境でのご活躍をお祈りしています」
といった、丁寧で礼儀正しい言葉を選ぶことで、きちんとした後輩としての印象を残すことができます。
文字を丁寧に書くことも、誠意を伝える重要な手段です。
メッセージの長さ自体はそこまで長くなくても構いません。
短い一言の中にも、「先輩の存在を認識していて、その努力を認めていた」という事実を込めることで、受け取った先輩は「自分のことを見ていてくれた後輩がいたんだな」と温かい気持ちになってくれるはずですよ。
運動部や文化部別のメッセージ
一般的な労いの言葉よりも、その部活ならではの専門用語(ジャーゴン)を使うと、「自分の苦労を分かってくれているな」「同じ時間を共有した仲間だな」と共感してもらいやすくなります。
それぞれの部活動の特性に合わせた言葉選びをすることで、メッセージの解像度がグッと上がり、先輩の記憶にも鮮明に残るはずです。
ここでは、運動部と文化部それぞれの場面や情景をありありと浮かばせるような例文と、その言葉をどう自分の状況にアジャストしていくかの方法論をいくつか挙げてみますね。

野球部・サッカー部・バスケ部などの運動部
運動部の場合は、競技のワンシーンを切り取ったような、躍動感のある言葉が響きます。
汗や泥、コートやグラウンドの匂いが蘇るようなキーワードを意識して選んでみてください。
野球部
「夏の大会、最後まで白球を追い続ける先輩の姿にチーム全員が勇気をもらいました。どんな球にも食らいつく魂のこもったフルスイング、一生忘れません!キャッチボールの時に悩みを聞いてくれたことにも感謝しています。」
サッカー部
「先輩の華麗なドリブル突破は、いつ見ても僕らの憧れでした。ピッチで見せる真剣な表情と、部室での笑顔のギャップも最高でした。どんな劣勢でも声を出し続ける先輩のキャプテンシーを見習って、これからも走り続けます。」
バスケ部
「先輩の放つ3ポイントシュートの美しい軌道が大好きでした。あの集中力を僕も身につけたいです。『リバウンドを制する者はゲームを制する』を体現するように体を張る先輩の姿、本当にかっこよかったです。」
吹奏楽部・美術部などの文化部
文化部の場合は、作品作りに対するストイックな姿勢や、一緒に一つのものを創り上げた空間の空気を思い出すような言葉がぴったりです。
感覚的な表現を少し大げさに入れるくらいがちょうど良いかもれません。
吹奏楽部
「○○先輩の奏でる優しい音色は、パート全体の癒やしでした。コンクールのソロパート、鳥肌が立つほど感動しました。何度も同じ箇所を練習に付き合ってくださり、ありがとうございました。先輩と一緒に作ったハーモニーは私の宝物です。」
美術部
「先輩の描く絵の繊細な色彩感覚が大好きでした。黙々とキャンバスに向かう集中力、尊敬しています。文化祭での共同制作、先輩のリードのおかげで最高のものになりました。これからも素敵な作品を作り続けてくださいね。」
このように、部活特有の道具やシチュエーションを言葉に織り交ぜるだけで、定型文ではない生きた言葉になります。
ぜひ、あなたの部活ならではのキーワードを探して、メッセージに散りばめてみてくださいね。
マネージャーへの感謝のメッセージ
裏方としてチームを献身的に支えてくれたマネージャーの先輩には、普段はなかなか面と向かって口に出せない感謝の気持ちを、この機会に存分に伝えましょう。
マネージャーというポジションは、選手がプレーに集中できるように、常に先回りして動いてくれる本当に尊い存在です。
しかし、その働きは日常の風景に溶け込みすぎていて、時として当たり前になってしまいがちでもあります。
だからこそ、三送会のメッセージでは、マネージャー特有の陰の努力にしっかりと光を当ててあげることが重要かなと思います。

- 当たり前のように準備されていた冷たい水
- スコアブックに書かれた几帳面な文字
- 夏の暑い日の氷の準備
- 練習後の丁寧なモップ掛け
など、具体的な業務へのねぎらいの言葉をかけてみてください。
選手が気づいていないと思っているような細かな気配りに気づいてあげる言葉が、どれだけマネージャーの心を救い、やりがいを感じさせてくれることでしょう。
「あぁ、自分の努力はちゃんとチームの役に立っていたんだ」と思ってもらえるような言葉を選ぶのがポイントです。
【選手からマネージャーへの例文】
「選手よりも早く来て準備し、最後まで残って片付けをしてくれた○○先輩。私たちがプレーに集中できたのは、間違いなく先輩のおかげです。辛い練習の時に渡してくれたボトルと、『ファイト!』という笑顔に何度も救われました。チーム一番のサポーターでいてくれて、本当にありがとうございました。」
また、後輩マネージャーから先輩マネージャーへ贈る場合は、同じ苦労を知っているからこそ書ける言葉がありますよね。
「先輩のテーピングの素早さにいつも憧れていました」
「落ち込んでいる選手へのさりげない気配り、私も先輩のようになりたいです」
といったように、実務面での尊敬の念を伝えるのも非常に効果的です。
マネージャー同士の絆は特別なものがあると思うので、ぜひその思いを熱く語ってみてください。
笑いをとる面白いメッセージ
冗談が通じる明るい先輩や、常に笑いが絶えないノリの良い部活なら、少しユーモアを交えたメッセージで、しんみりするのではなく笑顔で送り出すのも素敵ですよね。
色紙の中に一つや二つ、クスッと笑えるメッセージがあると、寄せ書き全体の雰囲気もパッと明るくなります。
ただ、笑いをとるメッセージを書く時には、ウケを狙うリスクとリターンのバランスをしっかり考える必要があります。
「笑い」と「いじり」の境界線を履き違えてしまうと、せっかくのお祝いの場が台無しになってしまうかもれません。
最近人気なのは、「推し活風」や「ゲームのステータス風」といったエンタメ感のある例文のバリエーションです。
これらは相手をリスペクトしつつ、面白おかしく表現できるので使い勝手が良いですよ。
【推し活風・ゲーム風の例文①】
「部活中の先輩のプレーは、私の『推し』そのものでした。尊すぎます!引退しても一生推し続けさせてください!ファンクラブ会員No.1の後輩より。」
【推し活風・ゲーム風の例文②】
「SSR(スーパー・スペシャル・レア)級の○○先輩が引退してしまい、チームの戦力ダウンが深刻なエラー状態です!でも安心してください、私が覚醒してレベルアップし、なんとかカバーしてみせます!」
【推し活風・ゲーム風の例文③】
「先輩からは常にマイナスイオンが出ていました。部室の空気清浄機がいなくなるのが不安ですが、これからは自力で深呼吸して生きていきます!」
ただし、注意してほしいのは、ユーモアは必ず「リスペクト」の上に成り立つということです。
いくら親しくても、外見をいじったり、試合での深刻な失敗をからかったりするのは絶対に避けましょう。
また、色紙は一生残るものであり、先輩の家族や保護者の方が見る可能性もあります。
過度な内輪ネタや、先生に見られたら怒られるような暴露話を書くのもNGです。
「読んだ人全員が平和に笑えるか?」という視点を忘れずに、センスの良いユーモアを効かせてみてくださいね。
三送会のメッセージの例文と書き方や渡す時のマナー
素敵なメッセージの文章が思い浮かんだら、次に気をつけたいのが色紙の書き方や、渡す時のマナーです。
良かれと思って書いた言葉が、先輩をプレッシャーで押しつぶしてしまうこともあるかも。
ここでは、失敗しないための注意点について解説していきますね。
かっこいい英語の短文メッセージ
寄せ書きを書いていると、「スペースが少し余ってしまったけれど、これ以上日本語で長々と書くのもバランスが悪いな」と感じることや、デザイン的に少し寂しいなと思うことがありますよね。
そんな時、デザインのアクセントとして、かっこいい英語のフレーズを使うのもおしゃれで素敵ですよ。
また、面と向かって日本語で「先輩は私のヒーローです」なんて書くのは少し照れくさいという場合でも、英語ならスッとスマートに書けるというメリットもあります。
英語のメッセージを使う時は、全体のトーンとちぐはぐにならないように、相手との関係性や伝えたい内容に合わせてフレーズを選ぶことが大切です。
感謝、未来へのエール、友情、努力への賛辞など、いくつかバリエーションを持っておくと便利かなと思います。
- “Thank you for everything!”(すべてのことに感謝!:定番で使いやすい表現です)
- “You are my hero.”(先輩は私のヒーローです。:尊敬の念をストレートに伝えたい時に)
- “Keep on shining!”(輝き続けて!:先輩のこれからの活躍を明るく祈る時に)
- “Good luck on your next journey.”(次の旅路に幸あれ。:卒業や進学という新たな門出にぴったりです)
- “Best wishes for your future.”(将来の幸福を祈っています。:少しフォーマルで丁寧な響きになります)
文字の書き方のコツとしては、ただ普通のブロック体で書くよりも、少し筆記体風に崩して書いたり、色紙の隅に少し太めのペンでサインっぽく書いたりすると、よりデザイン性が高まってかっこよく見えます。
日本語のメッセージの最後に、ワンポイントの締めくくりとして添えるのもおすすめですよ。
ただし、スペルミスをしてしまうと少し恥ずかしいので、書く前には必ず綴りをチェックしてくださいね。
受験生への忌み言葉とマナー
三送会の時期、3年生の先輩は受験の直前であったり、あるいは受験の真っ只中であったりするケースが非常に多いですよね。
そのため、後輩である私たちは無意識のうちに受験の失敗を連想させる「忌み言葉」を使ってしまわないよう、細心の注意を払う必要があります。
3年生のこの時期は、私たちが想像している以上に精神的に繊細になっています。
何気ない一言が、思わぬプレッシャーや不安を与えてしまう可能性があることを、しっかりと心に留めておきたいですね。
忌み言葉の言い換えや、プレッシャーを与えない応援のコツをもう少し確認したい場合は、受験生への応援メッセージ!四字熟語で伝える感動と激励の言葉も合わせて読んでみると整理しやすいです。
特に気をつけたいNGワードと、その言い換えのバリエーションを整理しておきましょう。

【注意したいNGワードの例】
| NGワード | 連想される意味 | 言い換え・対応 |
|---|---|---|
| 落ちる | 試験に落ちる | 絶対に使用しない(例:落ち着く、なども避けるが無難) |
| 滑る | 滑り止めも不合格 | 絶対に使用しない(例:円滑に、なども注意) |
| 散る・破れる | 勝負に負ける | 絶対に使用しない |
| 転ぶ・つまずく | 失敗する | 絶対に使用しない |
| 終わる・消える | 終了・消失 | 「新たなスタート」「一区切り」等に言い換え |
また、卒業シーンということもあり、「またまた」「たびたび」「重ね重ね」といった重ね言葉も、一般的には「留年」や「同じことの繰り返し(進学できない)」を連想させる場合があるため、念のため避けるのが無難だと言われています。
「ますますのご活躍」などは一般的に許容されますが、全体の文脈には注意したいですね。
進路に関する話題に触れるべきかどうか迷うこともあると思います。
「合格おめでとうございます」という言葉は、確実に第一志望に合格したと分かっている場合以外は避けるのが鉄則です。
結果が出ていても、それが納得のいくものだったかどうかは後輩には分からないことが多いからです。
また、「受験頑張ってください」という励ましも、人によってはプレッシャーに感じてしまうかもれません。
そういった場合は、「ずっと応援しています」「体調に気をつけてくださいね」といった、先輩の心に寄り添うような優しい言葉を選ぶのが一番安心かなと思います。
色紙の書き損じ対策とペンの選び方
一発勝負で大きな色紙に直接メッセージを書き込む時、途中で字を間違えてしまったり、インクが滲んでしまったりすると、血の気が引くほど焦りますよね。
でも、ここで絶対にやってはいけないのが、修正テープや修正液を使って直すことです。
白い色紙の上でも修正箇所は意外と目立ちますし、何より経年劣化で修正液がパリパリと剥がれてきたり、黄ばんだりして、数年後に見返した時にとても見栄えが悪くなってしまうからです。
もし間違えてしまった場合のスマートなリカバリー策としては、間違えた箇所の上に可愛いシールや「For You」などのメッセージシールを貼って隠してしまう方法がおすすめです。

あるいは、別の紙(付箋やメッセージカードなど)に書き直して、その形に可愛く切り抜いて上から貼るのも手ですね。
吹き出しの形などに切り抜けば、まるで最初からそういうデザインだったかのように自然に見せることができますよ。
そもそも、こうした失敗を未然に防ぎ、かつ全員のスペースを公平に保つためには、最初から大きな色紙を回して書くのではなく、一人ひとりに名刺サイズなどの小さなメッセージカードを配って回収し、後から代表者が台紙に綺麗にレイアウトして貼り付ける方式にするのが、最も安全で効率的です。
また、「自分の字が汚いのがコンプレックスで、色紙に書くのが嫌だ…」と悩んでいる方もいるかもれません。
字の綺麗さは急には変わりませんが、ペンの選び方一つで印象は大きく変わります。
極細のボールペンだと手の震えや線の弱さが目立ってしまいますが、少し太めの水性サインペン(プロッキーやプレイカラーなど)を使うと、文字に適度な強弱が出て、堂々とした味のある字に見えやすいですよ。
達筆である必要はありません。「トメ・ハネ・ハライ」を意識して、ゆっくり丁寧に書けば、その誠意は文字を通して必ず先輩に伝わります。
寄せ書きやプレゼントの予算相場
三送会のメッセージと一緒に、ちょっとしたお花や記念のプレゼントを渡すことも多いですよね。
そこで悩みの種になるのが「予算をいくらに設定するか」という現実的な問題です。
安すぎても見栄えが悪いし、かといって高額すぎると部員のお小遣いの負担になってしまいます。
中学生や高校生の場合、無理のない予算相場はどれくらいなのでしょうか。
中学生や高校生のお小遣い事情について、公的なデータを見てみると、中高生のひと月のお小遣いは数千円程度という結果が出ています。
(出典:金融広報中央委員会『子どものくらしとお金に関する調査』)
そこから考えると、個人でプレゼントを贈る場合の予算としては、500円〜1,000円程度が無理のない妥当な範囲かなと思います。
部活全体で集金して一つの大きな記念品を贈る場合は、部員の人数にもよりますが、一人あたり300円〜500円程度を出し合って、総額3,000円〜5,000円程度のアイテムを選ぶのが一般的です。

おすすめのプレゼントアイテムとしては、部活名や先輩の名前が入った「名入れタオル」やキーホルダー、実用的な文房具(大学でも使える少し良いボールペンなど)、あるいは日持ちする焼き菓子の詰め合わせなどが人気ですね。
逆に、高価すぎるブランド物のアイテムなどは避けた方が無難です。
なぜなら、受け取った先輩や保護者の方が「こんなに高価なものをもらってしまって、お返し(内祝い)をどうしよう…」と余計な気を使わせてしまう可能性があるからです。
予算を抑えつつ“ちゃんと高見え”する手作り案を探すなら、中学生の卒業プレゼント!手作りで簡単&高見えする100均アイデアのようなまとめ記事もヒントになります。
集金や予算に関する注意点
プレゼント代の集金に関しては、お金のトラブルに発展しないよう、誰がどのように管理するのかを明確にし、透明性を持たせることが大切です。
また、学校によっては生徒同士での金銭のやり取りやプレゼントの授受に関して、細かなルールが定められている場合があります。
正確な情報は学校の公式サイトや生徒手帳をご確認くださいね。
もし集金で揉めそうだったり、予算の判断に迷ったりした場合は、自分たちだけで抱え込まず、最終的な判断は専門家である学校の先生や、顧問の先生、保護者の方にご相談くださいね。
感謝を伝える三送会のメッセージの例文まとめ
三送会のメッセージについて、先輩との関係性別の例文や、具体的な書き方のコツ、そして渡す際のマナーまで、色々な角度から見てきましたがいかがでしたか。
デジタル化が進み、普段のやり取りはほとんどスマートフォンのメッセージアプリで完結してしまう今の時代だからこそ、手書きの色紙や寄せ書きというアナログなものが持つ温もりと価値は、より一層高まっているように感じます。
時間をかけて自分のために言葉を選び、一生懸命にペンを走らせてくれた後輩の姿を想像するだけで、先輩の胸は熱くなるはずです。
何年か経って、先輩が進学先や就職先で壁にぶつかった時、ふと部屋に飾ってある色紙を見返して「あぁ、自分はあの時、こんなにも後輩に慕われて、一生懸命頑張っていたんだな」と勇気をもらう日が必ず来ると思います。
皆さんが今書こうとしているメッセージは、先輩の未来を励ますお守りになるんです。
また、先輩へのメッセージを書くという行為そのものが、実は後輩である自分自身の部活動の日々を振り返る大切な時間でもあります。
先輩と一緒に泣いて笑って、時には怒られて成長した記憶を辿りながら言葉を紡ぐことで、あなた自身の中にある「先輩から受け継いだバトン」の重みに改めて気づくことができるのではないでしょうか。
大切なのは、どこかのサイトから持ってきた上手な言葉を綺麗に並べることよりも、あなた自身の心の中から出た嘘のない言葉で「ありがとう」の気持ちを届けることです。
どんなに短い一言でも、少し字が震えてしまっても、これまで一緒に頑張ってきたあなたからの言葉は、先輩にとって何にも代えがたい一生の宝物になります。
今回ご紹介した三送会にぴったりなメッセージの例文やマナーを少しだけ参考にしながら、最後はぜひ、先輩の背中を優しく、そして力強く押してあげられるような、温かい言葉を贈ってあげてくださいね。
あなたのその真っ直ぐな気持ちが、しっかりと先輩の心に届くことを心から応援しています!

