当サイトはプロモーションを含みます

学級旗にお菓子のロゴを描こう!布選びから塗料までの完全ガイド

学級旗にお菓子のロゴを描くための完全制作ガイドの表紙スライド 学級活動

体育祭や文化祭のシーズンが近づくと、クラスのシンボルとなる学級旗の制作に悩むことも多いですよね。

最近は、親しみやすくてパッと目を引くお菓子のパッケージをモチーフにしたデザインが大人気です。

でも、いざお菓子のデザインを学級旗に取り入れようとすると、パロディのロゴはどうやって作ればいいのか、学校行事での著作権の範囲はどうなっているのかなど、気になることがたくさんあるかと思います。

さらに、クラス目標を四字熟語で表現して団結力を高めたいけれど、大きな布に綺麗に描く方法がわからないという声もよく耳にします。

この記事では、新品の布の糊落としから始まり、グリッド拡大法を使った正確な下書きのコツ、そしてアクリルガッシュの特徴やターナーのフラッグカラーの活用法まで、初心者でも失敗しない手順を詳しく解説していきます。

布用メディウムを混ぜて色落ちを防止するテクニックや、箔押しやメタリック塗料を使って立体的な装飾に仕上げるアイデアも紹介するので、ぜひ参考にして、みんなの記憶に残る最高の旗を作ってみてくださいね。

  • お菓子のパッケージを学級旗に活かすデザインのコツ
  • 学校行事におけるパロディと著作権の基本的な考え方
  • 大きな布に失敗せず絵の具で着色するための手順と画材選び
  • クラスの団結力を高める魅力的な装飾のアイデア

学級旗にお菓子のデザインを選ぶ理由と基本

視認性抜群で団結力が向上する「お菓子デザイン」が学級旗のモチーフに最適な理由を解説した図解

学級旗のモチーフとしてお菓子のデザインが選ばれるのには、みんなが知っていて親しみやすいという明確な理由があります。

ここでは、デザインの考え方から画材の選び方、そして少し気をつけたい法律の知識まで、制作前に知っておくべき基本についてお話ししますね。

パロディのロゴでクラス目標を表現

お菓子のパッケージは、プロのデザイナーが「遠くからでも目立ち」「一目で中身を理解させる」ように設計した究極の視覚情報です。

この優れた配色やデザイン構造を学級旗に活かすことで、誰が見てもパッと目を引く作品に仕上がります。

特に、赤は「情熱や食欲」、青は「信頼や清涼感」、黄色は「幸福感や注意喚起」といった色彩心理が巧みに計算されているため、広いグラウンドや体育館の中でも、自分たちのクラスの旗がどこにあるのかすぐに認識できるという大きなメリットがあります。

そして、このお菓子デザインの中で中高生に圧倒的に人気なのが、既存のロゴをアレンジするパロディの手法です。

たとえば、有名なお菓子の商品名をクラス名や担任の先生の名前に変えたり、お菓子のキャラクターの顔をクラスメイトの似顔絵にアレンジしたりすることで、オリジナリティあふれる一枚になります。

ユーモアを交えつつクラスの個性を表現できるのが、パロディの最大の魅力かなと思います。

また、クラス全員が「あ、あのお菓子だ!」と共通の認識を持てるため、美術が苦手な生徒でも「ここはあのチョコレートの色だよね」と制作のイメージを共有しやすく、作業の分担がスムーズに進むという隠れた利点もあります。

ゼロから完全にオリジナルの絵を描くとなると、どうしても絵が上手な一部の生徒に負担が偏りがちですが、既存のパッケージという明確なお手本があることで、全員が参加しやすい環境を作ることができるのです。

デザインを決めるポイント

ただ「可愛いから」「人気だから」という理由だけで選ぶのではなく、そのお菓子の持つイメージと、クラスの目標をうまくリンクさせると、より想いのこもった旗になります。

たとえば、「ポッキー」なら「一本一本は細くても、集まれば折れない強さがある」といった意味を持たせたり、「きのこの山」のパッケージを使って「優勝の山を築く」というストーリーを作ったりすると、審査員や他の生徒からの評価もグッと高まりますよ。

四字熟語を添えて団結力を高める

お菓子パッケージの成分表示に四字熟語を埋め込むなど、パロディでクラスの個性を表現するデザインのコツ

お菓子のポップなデザインに、あえて力強い四字熟語を組み合わせるのも、学級旗ならではの非常に効果的な手法です。

親しみやすいパッケージの中に、「体育祭で絶対に勝つ!」「クラス全員で一つの目標に向かう!」といった真剣な想いが込められていると、そのギャップが素晴らしいコントラストを生み出し、見る人の心に強く響きます。

たとえば、「一致団結」や「初志貫徹」「電光石火」「百花繚乱」といった定番のスローガンを、ただ空いているスペースに書くのではなく、デザインの一部として組み込んでみましょう。

お菓子のパッケージにある「栄養成分表示」の欄をパロディ化して、そこに四字熟語を書き入れたり、「期間限定!」や「新発売!」といった吹き出しマークの中に力強い言葉を配置したりすると、全体のデザインを損なわずにメッセージを伝えることができます。

文字を描く際のコツですが、お菓子の世界観を壊さないように、フォントの雰囲気を意識することが大切です。

ポップで丸みを帯びたロゴの横に、カクカクとした明朝体を配置すると少し違和感が出てしまうかもしれません。

そんな時は、文字の輪郭を太くしたり、文字の周りに白いフチドリ(アウトライン)を入れたりすることで、デザイン全体にまとまりが出ます。

直線を引く時は、定規に沿ってマスキングテープを貼り、その上から絵の具を塗って乾く前に剥がすと、プロが描いたようなシャープなエッジを作ることができますよ。

クラスの雰囲気に合った言葉を見つけるのは少し時間がかかるかもしれませんが、みんなでアイデアを出し合う時間も大切な思い出になります。

著作権法第35条と著作物自由利用

著作物自由利用が認められる学校行事での学級旗と、SNSでの写真の全体公開がNGである理由を説明した図解

お菓子のデザインを学級旗に使うときに、私を含め多くの先生や生徒が一番不安に感じるのが、著作権や商標権に関するルールです。

企業が時間とお金をかけて作ったロゴやキャラクターを勝手に使っても大丈夫なのか、と心配になりますよね。

結論から言うと、学校の授業や行事で他人の作品を使う場合、「著作権法第35条」という例外規定によって、一定の条件下で著作物自由利用が認められています。

(出典:文化庁『学校教育における著作物利用のルール』

この第35条は、「学校その他の教育機関(営利を目的としないもの)において、教育を担任する者及び授業を受ける者は、その授業の過程における利用に供することを目的とする場合には、必要と認められる限度において、公表された著作物を複製することができる」と定めています。

つまり、体育祭や文化祭といった「学校の教育課程内」の公式な行事のために、生徒自身が学級旗として企業のデザインを模写・アレンジすることは、基本的には適法と解釈されるケースが多いのです。

ただし、ここで絶対に注意してほしい落とし穴があります。

それは、有志のみで行う放課後の非公式な活動や、学校外のイベントでの使用は「授業の過程」とはみなされない可能性が高いという点です。

さらに、企業ロゴは著作権だけでなく商標権でも保護されています。

企業のブランドイメージを著しく損なうような改変(たとえば、お菓子の名前を暴力的な言葉に変えたり、公序良俗に反するイラストを付け加えたりすること)は、法律違反となるリスクがあるため絶対に避けてください。

【重要】SNSへの投稿に関する注意点

学校行事の範囲内で合法的に制作した学級旗であっても、その写真をスマートフォンで撮影し、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSに「全体公開」でアップロードする行為は、著作権法第35条の保護の枠組みを超え、「公衆送信権」の侵害にあたる可能性があります。

企業のポリシーに抵触してトラブルになるケースもゼロではないため、完成した旗の写真は鍵付きのアカウントやクラス内のLINEグループなど、限られた範囲でのみ共有することをおすすめします。

最終的な判断に迷った場合は、必ず学校の先生や専門家にご相談ください。

アクリルガッシュの特徴と選び方

隠蔽力が強く布が透けないアクリルガッシュと大容量フラッグカラーの特徴を比較した画材選びのポイント

学級旗に絵の具で色を塗るにあたって、画材選びは仕上がりを左右する非常に重要なポイントです。

一般的な図工の授業で使う水彩絵の具や、透明感のあるアクリル絵の具ではなく、アクリルガッシュを選ぶのが断然おすすめです。

なぜなら、お菓子のパッケージデザインを再現するためには、印刷物のような「パキッとしたムラのない色彩」が必要不可欠だからです。

アクリルガッシュの最大の特徴は、その「不透明性」にあります。

普通のアクリル絵の具だと、青い布の上に黄色の絵の具を塗った場合、下の青色が透けて見えてしまい、結果として緑色っぽく発色してしまうことがあります。

しかし、アクリルガッシュであれば、隠蔽力(下地を隠す力)が非常に強いため、布の色に影響されずに、チューブから出したそのままの鮮やかな色を布の上で表現することができるのです。

また、乾燥が早く、乾いた後は耐水性になるため、別の色を重ね塗りしても色が濁らないという強みもあります。

使い方のコツとしては、水分量の調整が命です。絵の具に混ぜる水の量は「ウスターソース」くらいの、少しトロッとした硬さがベストです。

水が多すぎると、布の繊維の隙間に水分が走ってしまい、せっかく綺麗に描いたロゴの輪郭がジワジワとにじんで台無しになってしまいます。

逆に水が少なすぎると、かすれてしまって布の奥まで色が入りません。

また、もし濃い色(黒や紺色など)の布地を使用する場合は、いきなり鮮やかな色を塗るのではなく、まずはアクリルガッシュの「白色」を使って、ロゴやイラストのシルエット部分をベタ塗りする「地塗り(下塗り)」を行ってください。

このひと手間をかけるだけで、上に乗せる赤や黄色の発色が驚くほど美しくなります。

ターナーのフラッグカラーを活用する

クラス全員で協力して、縦横数メートルにも及ぶ巨大な学級旗を制作する場合、文房具屋さんで売っているような小さなチューブ(20ml程度)のアクリルガッシュでは、あっという間に絵の具が足りなくなってしまいます。

特に背景のベタ塗りなど、広い面積を塗る途中で絵の具が切れてしまい、再度同じ色を作ろうとしても微妙に色合いが変わってしまってムラになる……というのは、学級旗制作でのあるあるな失敗です。

そこでおすすめなのが、大容量で販売されているターナー色彩などのフラッグカラーです。

フラッグカラーは、その名の通り旗の制作専用に開発された水性塗料で、通常のアクリルガッシュよりもかなり大きなボトル(200mlなど)に入っています。

最大のメリットは、水で薄めずに原液のまま筆につけて塗れるように、最初から最適な粘度に調整されている点です。

これにより、水分調整のミスによる「にじみ」を完全に防ぐことができますし、屋外の強い日差しや雨、風ではためく摩擦にも耐えうる非常に強力な接着力を持っています。

コスト面でのバランスも大切です。

学校から支給される学級旗の予算は、およそ10,000円〜15,000円程度であることが多いかなと思います。

大容量のフラッグカラーの12色セットを購入し、これをベースとして広い面積(背景や大きなお菓子の袋の部分など)を塗り、細かな文字や成分表示、キャラクターの表情などは、個別で買い足した通常のアクリルガッシュの小チューブや面相筆(細い筆)を使って仕上げる、というハイブリッドな使い方が最も賢い方法です。

必要なもの 相場(目安) 役割と備考
白無地旗(大サイズ) 1,000円 〜 2,500円 既製品の綿(天竺など)を購入するのが一般的。ハトメ付きが便利です。
フラッグカラー(大容量セット) 7,000円 〜 9,000円 背景や大きなイラスト用。クラス全員で共有してガンガン使えます。
アクリルガッシュ(個別チューブ) 2,000円 〜 3,000円 ロゴの縁取りや、細かいグラデーションを表現するための買い足し用。
布用メディウム 500円 〜 1,000円 絵の具の定着力を劇的に高め、ひび割れを防ぐ魔法の液体。1本あれば十分です。
刷毛・筆セット(平筆・面相筆) 1,000円 〜 2,000円 広い面を塗る刷毛、直線を塗る平筆、細かい文字を描く面相筆を揃えましょう。

※表に記載している価格はあくまで一般的な目安です。購入時期や画材のメーカー、店舗によって変動するため、実際の費用は各販売店や画材の公式サイト等で最新の情報を必ずご確認ください。予算オーバーを防ぐためにも、事前に見積もりを出して担当の先生に確認してもらうことをおすすめします。

学級旗のお菓子デザインを布に描く手順

デザインのコンセプトが決まり、必要な画材も手元に揃ったら、いよいよ実践のフェーズです。

小さなスケッチブックに絵を描くのとは違い、数メートルもある大きな布に綺麗にお菓子をデザインしていくのは少しコツがいります。

しかし、これから紹介する手順を一つ一つ丁寧に踏んでいけば、絵の才能に関わらず、誰でも必ずハイクオリティな学級旗を作ることができますよ。

ここからは、絶対に失敗しないための具体的なやり方をステップごとに解説していきますね。

新品の布は糊落としから始めよう

洗う・干す・アイロンをかけるという、絵の具の剥がれを防ぐための布の糊落としの必須3ステップ

学級旗の制作において、最も多くの人が見落としがちでありながら、最も重要な工程がこの布の準備です。

お店で購入したばかりの新品の白布や、業者から届いたばかりの旗には、工場で製造される際に糸を補強したり、店頭でパリッと綺麗に見せたりするための「糊(のり)」がたっぷりと付着しています。

この糊をそのまま放置して絵の具を塗ってしまうと、布の表面で絵の具の水分が弾かれてしまい、色が繊維の奥まで浸透しません。

その結果、せっかく綺麗に塗ったと思っても、乾燥した後に絵の具が日焼けの皮のようにペリペリと剥がれ落ちてしまったり、風になびいた瞬間にひび割れたりする悲劇が起こります。

これを防ぐために、まずは布をしっかりと水洗いして糊落としを行いましょう。

大きめのタライや、綺麗に掃除したお風呂の浴槽などにぬるま湯を張り、布を入れて優しく揉み洗いをします。

お湯が少し白く濁ってきたら、それが糊が溶け出した証拠です。

しっかりとすすいだ後は、雑巾のように強くねじって絞ると布の繊維が傷んで歪んでしまうため、軽く水を切る程度にして、風通しの良い日陰で干してください。

そして、布が完全に乾き切る少し手前、ほんのり湿り気が残っている状態でアイロン(中温〜高温)をかけます。

このアイロンがけによって、布のシワが完璧に伸び、まるで画用紙のようにピンと張った最高のキャンバスが完成します。

この後の下書き作業の精度が格段に上がるので、絶対に面倒くさがらずに行ってくださいね。

グリッド拡大法で正確に下書きする

プロジェクター投影法やグリッド拡大法を使って、大きな布に正確にバランスよく下書きをする手順

お菓子のパッケージは、プロがミリ単位で計算して作った完璧なデザインです。

そのため、ロゴの形が少しでも歪んだり、バランスが崩れたりすると、途端に「パロディ」としてのクオリティが下がってしまい、ただの雑な絵に見えてしまいます。

小さな原画のデザインを、数メートルもある大きな布に写し取る作業は至難の業ですが、確実な方法が2つあります。

一番おすすめなのは、プロジェクターを使う方法です。

学校の視聴覚室などにあるプロジェクターを借りて、体育館の壁などにピンと張った布に向かって、パソコンから原画の画像を直接投影します。

あとは、暗くした部屋の中で、光っている線を鉛筆でなぞっていくだけ。

これなら、15分もあれば完璧なバランスの下書きが完了します。

しかし、機材が借りられない場合や、場所の確保が難しい環境であれば、グリッド拡大法という伝統的かつ確実なテクニックを試してみてください。

まず、A4サイズの紙に印刷した原画デザインに、定規を使って「2cm四方」の均等な方眼(グリッド)を引きます。

次に、学級旗の布にも、同じ比率で拡大した方眼(たとえば「20cm四方」など)を、2Bなどの柔らかい鉛筆を使って非常に薄く引いていきます。

あとは、「左から3番目、上から2番目のマスの中に、このロゴの角が来る」「この丸みはマスの中心を通る」といった具合に、マス目というガイドラインを頼りに、一つ一つの四角の中の絵を模写していくのです。

時間はかかりますが、全体像を見失うことがないため、「文字を書いていったら最後の方でスペースが足りなくなった!」という致命的なミスを完全に防ぐことができます。

布用メディウムを混ぜて色落ち防止

絵の具の水分量をウスターソース状にするコツと、ひび割れを防ぐ裏技である布用メディウムの解説

下書きが終わり、いよいよ着色の段階に入ったら、ぜひ取り入れてほしい秘密兵器があります。

それが布用メディウム(ファブリックメディウム)の活用です。

アクリルガッシュは乾くと耐水性になる素晴らしい絵の具ですが、本来は紙やキャンバスなどの硬い面に描くことを想定して作られています。

そのため、旗のように強風で激しくはためいたり、応援団が力強く振り回したりする柔らかい布に厚塗りすると、乾燥した絵の具の樹脂が振動に耐えきれず、ひび割れたり剥がれたりするリスクが常に付きまといます。

そこで、絵の具をパレットに出した際に、この布用メディウムを数滴(製品の指定割合によりますが、大抵は絵の具に対して10%〜30%程度)混ぜ合わせます。

すると、絵の具が布の繊維の奥深くまでしっかりと浸透するようになり、さらに乾燥後の絵の具の表面に柔軟性(ゴムのような弾力)が生まれるため、どんなに旗を振っても絵の具が剥がれにくくなるのです。

特に、お菓子デザインの背景となる広大な面積を塗る部分や、文字を目立たせるために何度も色を塗り重ねて分厚くなっている部分には、このメディウムの効果が絶大です。

予算に余裕があれば、絵の具と一緒にぜひ一本用意しておくことを強く推奨します。

さらに、絵の具が完全に乾燥した後(触らずに丸2日ほど置くのがベストです)、絵の具を塗った部分に当て布をしてアイロンの熱を加えると、メディウムの成分が熱定着を起こし、雨に濡れても絶対に色落ちしない最強の学級旗が完成します。

箔押しやメタリックで立体的な装飾

金・銀のアクリルガッシュや箔押しシート、お菓子の空き袋に綿を詰めて立体的に装飾するテクニック

平面的な絵の具の着色だけでも十分に見応えのある学級旗になりますが、ライバルである他のクラスに圧倒的な差をつけて「装飾賞」や「デザイン賞」を狙うなら、さらにもう一工夫、立体感や異素材を取り入れてみましょう。

お菓子のパッケージには、キラキラと光るロゴの縁取りや、メタリックな質感が使われていることが多いですよね。

これを表現するだけでも、完成度は飛躍的にアップします。

手軽な方法としては、金や銀のメタリック系アクリルガッシュを使うことです。

ただし、メタリックカラーは明るい布の上にそのまま塗っても光を反射しにくいため、塗る場所の下地を一度「黒色」や「焦茶色」で塗ってから、その上にメタリックカラーを乗せると、驚くほど重厚感のある金属的な輝きを放ちます。

また、100円ショップのクラフトコーナーでも手に入る箔押しシートと専用の糊を使えば、本物の金箔のようなギラギラとしたインパクトを演出することも可能です。

さらに踏み込んで立体感を出すなら、実際のお菓子の空き袋を洗って乾かし、中に綿や不織布を詰め込んでふっくらさせ、それを学級旗の布地に直接貼り付けるという大技(コラージュ)もあります。

「巨大なポテトチップスの袋から、立体的な中身が飛び出している」ような構図を作れば、遠くから見ても陰影ができ、審査員の目を釘付けにすること間違いなしです。

ただし、接着剤だけでは競技中に剥がれ落ちる危険があるため、強力な布用両面テープを使用し、さらに袋の四隅を針と太い糸で布にしっかりと縫い付けるなど、安全面には十分すぎるほどの配慮を行い、自己責任のもとで確実な固定を行ってくださいね。

学級旗のお菓子デザインのまとめ

仲間と一緒にお菓子デザインの学級旗を作って優勝を目指す、まとめのメッセージスライド

ここまで、お菓子デザインを学級旗に取り入れるための準備から、法律の注意点、そして着色から立体的で魅力的な装飾のアイデアまでを、かなり踏み込んで順番にお話ししてきました。

学級旗の制作は、ただ大きな布に色を塗るだけの作業ではありません。

お菓子という親しみやすいモチーフを通じて、クラス全員が「あそこをもっと美味しそうな色にしよう!」「この文字は担任の先生の口癖に変えよう!」と笑い合い、アイデアを出し合う過程そのものが、クラスの絆を深めるかけがえのない時間になります。

著作権への配慮や、SNSでの取り扱いなど、少し大人としてのモラルや安全面にも気を配る必要はありますが、みんなで放課後にジャージを絵の具まみれにしながら協力して作り上げた学級旗の存在は、行事当日のモチベーションを最高潮に高めてくれるはずです。

太陽の光を浴びて、グラウンドの青空に鮮やかなお菓子のデザインがはためく瞬間は、きっと卒業アルバムを開くたびに鮮明に蘇る一生の思い出になりますよ。

今回ご紹介した事前の糊落としや、グリッドを使った正確な下書き、そしてメディウムを活用した画材選びのコツをフルに活かして、途中で挫折することなく、ぜひ学級旗をお菓子のデザインで最高の一枚に仕上げてください。

皆さんのクラスが一丸となって素晴らしい旗を作り上げ、見事優勝やデザイン賞を勝ち取れることを、私も心から応援しています!

最後まで諦めずに、楽しんで制作に取り組んでくださいね。