高校生活の大きなイベントの一つである修学旅行、行き先がスキー場だと聞くとワクワクする反面、準備がちょっと大変そうだなと感じるかもしれませんね。
特に初めてスキーやスノーボードを経験する方にとっては、氷点下の環境で何が必要なのか、女子なら生理が重なった時の対策はどうすればいいのか、スマホのバッテリーは雪山で持つのかなといった疑問や不安がたくさんあると思います。
他にも、なるべく費用を抑えるために100均で代用できるものはあるのか、パッキングのコツや、バスでの長距離移動の過ごし方など、気になるポイントは多いですよね。
そこで今回は、高校生の皆さんが修学旅行でスキーを120パーセント楽しむために必要な持ち物についてご紹介します。
この記事を読めば、学校のしおり以上に細かな現地で本当に役立つ準備ができるようになりますよ。
一緒に最高の思い出を作るための準備を始めましょう。
- スキー場での寒さや雪による濡れを防ぐためのウェアとインナーの選び方
- 100均グッズを賢く活用して修学旅行の準備費用を節約するテクニック
- 女子の生理対策やスマホのバッテリー管理など、ゲレンデ特有のトラブル回避術
- 大人数での宿泊生活や長時間のバス移動を快適に過ごすための便利アイテム
高校生の修学旅行でスキーを楽しむための持ち物選び

スキー場は普段の生活とは全く違う特殊な環境です。
ここでは、現地で「寒くて動けない!」なんてことにならないための装備や、女子ならではの悩み、そしてスノボ初心者が備えておくべきアイテムについて詳しくお話ししていきますね。
女子の寒さ対策や生理中の不安を解消する準備
女子にとって、雪山での寒さと生理の問題は本当に切実な悩みですよね。
まず防寒の基本についてですが、一番大切なのは「汗冷え」を防ぐことです。
運動して汗をかいた後に急激に体が冷えると、一気に体温を奪われてしまいます。
そこで、肌に直接触れるインナーは、ポリエステルなどの吸汗速乾性に優れた素材を選んでくださいね。
綿(コットン)100%の肌着は、汗を吸うと乾きにくく、氷点下ではそのまま凍るような冷たさになるので絶対にNGです。
また、スキー場は標高が高いうえに雪面からの照り返しが強烈です。
実は、雪が積もった地面は紫外線の約80%を反射すると言われていて、夏の砂浜よりも日焼けしやすい環境なんです。(出典:気象庁『紫外線の性質』)
「冬だから大丈夫」と思わずに、日焼け止めやリップクリームをしっかり準備しましょう。
ゴーグル焼け(パンダ目)を防ぐためにも、顔の露出部分には入念に塗っておくのがおすすめです。
そして心配な生理対策ですが、スキーウェアは着脱がとても面倒ですし、雪上のトイレは数も限られていて寒いです。
予定が重なりそうな場合は、長時間交換できないことを想定して、夜用のナプキンやタンポンを活用しましょう。
また、サニタリーショーツの上にスポーツ用のスパッツを重ね履きすると、ズレや漏れを防げるだけでなく、冷え対策にもなって一石二鳥ですよ。
腹部や腰にカイロを貼って血行を良くしておくと、生理痛の緩和にもつながるかなと思います。
女子向けの防寒・生理対策のポイント
- インナー:吸汗速乾素材(ヒートテック等の機能性下着も可)
- 首元の保護:筒状のネックウォーマー(マフラーは危険なため不可)
- 生理用品:夜用ナプキン、サニタリーショーツ、スパッツの重ね履き
- 薬:眠くなりにくい成分の痛み止め(事前に飲み慣れたものを)
100均で賢く揃える便利な防水グッズと収納用品
高校生の味方といえば、やっぱりダイソーやセリアなどの100円ショップですよね。
スキー修学旅行は何かとお金がかかるので、賢く節約したいところです。実は、100均にはゲレンデで役立つ隠れた名品がたくさんあります。
まず揃えてほしいのが、ジッパー付きのビニール袋(ジップロックのようなもの)です。
サイズ違いで数種類持っておくと、濡れた靴下やタオルを放り込んだり、スマホの防水用に使ったりと、とにかく万能に使えます。
また、大きなバッグの中を整理するための「衣類圧縮袋」も100均で手に入ります。
スキー用の厚手の靴下やインナーは本当にかさばるので、手で巻いて空気を抜くタイプを使ってコンパクトにまとめましょう。
他にも、グローブやニット帽をウェアに吊るしておくための「アルミ製カラビナ」も便利です。
休憩中にグローブをどこかに置き忘れてしまうトラブルは本当によくあるので、ウェアのループに固定しておくと安心ですよ。
| アイテム名 | 100均での具体的な活用シーン | おすすめ度 |
|---|---|---|
| チャック付きポリ袋 | 濡れた衣類の仕分け、スマホの防水、ゴミ袋として | ★★★★★ |
| 衣類圧縮袋(手巻き型) | 厚手のソックスやフリースを圧縮してバッグの隙間を作る | ★★★★★ |
| アルミ製カラビナ | グローブやパスケースの紛失防止としてウェアに装着 | ★★★★☆ |
| 防水スマホケース | 雪山での水没防止。操作ができるか事前確認必須 | ★★★☆☆ |
| 個包装のウェットティッシュ | バス内での軽食時や、用具の汚れを拭くのに便利 | ★★★★☆ |
ただし、一点だけ注意してほしいのが「防寒グローブ」そのものです。
100均でも手袋は売っていますが、スキー・スノボ用としては防水性が全く足りません。
雪を触った瞬間に水が染み込み、中の手が凍るような思いをすることになります。
グローブだけは、スポーツ用品店で売っているしっかりとした防水透湿素材のものを選ぶのが、結局は一番の節約(怪我や体調不良を防ぐ意味で)になるかなと思います。
スノボに初挑戦する生徒が用意すべき安全装備

最近はスキーだけでなく、スノーボードに挑戦する高校生も増えていますよね。
スノボはスキーに比べて「転び方」が難しく、特に初心者は後ろ向きに転んでお尻を強打することが多いんです。
氷のように硬い雪面でお尻を打つと、最悪の場合、尾骨を痛めて歩くのも辛くなってしまいます。
せっかくの旅行後半を宿で寝て過ごすことになったら悲しいですよね。
そこで、ぜひ検討してほしいのが「ヒッププロテクター(ケツパッド)」です。
これはウェアの下に履く、クッション材が入ったショートパンツ型のインナーです。
これがあるだけで、転んだ時の衝撃が劇的に和らぎます。
見た目が着太りするのを気にする人もいますが、最近は薄型で目立たないものも多いですし、何より「転んでも痛くない」という安心感があると、上達も早くなるんですよ。
また、転倒時に手をついて手首を捻挫するケースも多いため、グローブは手首までしっかり隠れるタイプを選びましょう。
スノボはスキーよりも雪面に手をつく回数が圧倒的に多いので、予備のグローブも用意しておくと翌日も快適に滑れます。
そして、万が一の怪我に備えて「健康保険証(またはその写し)」の携行は必須です。
未成年者の治療には保護者の同意が必要な場合もありますが、保険証があれば手続きがスムーズになります。
学校の先生の指示をよく聞いて、必ず持参するようにしてくださいね。
スマホの故障を防ぐ防水ケースとバッテリー管理
修学旅行といえば、友達との写真撮影やSNSへの投稿も楽しみの一つですよね。
でも、スマホにとって雪山は「水没」と「低温」の二重苦という、かなり過酷な場所なんです。
まず、雪は溶ければ水になります。
スマホをポケットに入れて滑っていても、体温で溶けた雪が隙間から入り込んで故障する原因になります。
そのため、100均のものでも良いので、首から下げられるストラップ付きの防水ケースに入れておくのが基本です。
さらに意外な落とし穴が「バッテリーの急減」です。
スマホに使われているリチウムイオン電池は、氷点下のような極端に低い温度では化学反応が鈍くなり、バッテリー残量が十分あっても突然シャットダウンしてしまうことがあります。
これを防ぐコツは、スマホを「体温に近い場所」で保管することです。
ウェアの外側のポケットではなく、なるべく体温が伝わる内ポケットに入れておくと、バッテリーの持ちが全然違いますよ。
また、モバイルバッテリーも低温には弱いので、同様に保温しながら持ち運ぶのが賢い方法です。
もし雪の中にスマホを落としてしまったら、新雪の場合は数十センチ下に沈んでしまい、見つけるのはほぼ不可能です。
ストラップをウェアのどこかに繋いでおくなど、物理的に紛失を防ぐ対策も忘れずに行いましょう。
思い出の写真をたくさん撮るためにも、万全のデバイス管理で挑んでくださいね。
レンタルウェアの基本と個人で準備すべき小物
多くの学校では、ウェアの上下やスキー板・ブーツはレンタルする形をとっていると思います。
でも、レンタル品には「自分にぴったりのサイズが必ずあるとは限らない」というリスクや、「衛生的に自分で用意した方が良いもの」があるんです。
一般的に、ゴーグル・グローブ・ニット帽(いわゆる三点セット)は、学校側から個人で用意するように指示されることが多いですね。
ゴーグルを選ぶ際は、曇り止め機能がしっかりしたものを選びましょう。
安いものだと、自分の鼻息でレンズの中が真っ白になり、前が見えなくて危険な思いをすることもあります。
レンズの色は、雪山でも視界が明るく保てるオレンジやピンク系が初心者には使いやすいですよ。
また、ニット帽は耳までしっかり隠れるサイズのものを選んでください。
氷点下で耳を露出していると、風を切って滑る時に耳が千切れるほど痛くなることがあります。
学校によってレンタルの範囲は「ゴーグルも貸してくれる」「ソックスは販売される」など様々ですので、必ず配布されたしおりの内容を隅々までチェックして、無駄な買い物をしないように気をつけてくださいね。
高校生の修学旅行のスキーの持ち物をパッキングするコツ

スキーの荷物は、ウェアやインナー、防寒小物、さらに宿泊用の着替えなど、普段の旅行よりも圧倒的にボリュームが増えます。
大きなバッグをどう整理して、いかに効率よくパッキングするかが、修学旅行を快適に過ごすための分かれ道になります。
バッグに効率よく荷物を詰める衣類圧縮の裏技
スキー用の厚手のソックスやフリース、インナー類をそのまま詰め込むと、あっという間にバッグがパンパンになってしまいますよね。
そこで絶対に使ってほしいのが「手で巻いて空気を抜くタイプの衣類圧縮袋」です。
掃除機を使うタイプは旅行先では使えませんが、手でクルクル巻くタイプなら帰りのパッキングでも大活躍します。
驚くほどカサが減るので、お土産を入れるスペースを確保するためにも必須アイテムと言えます。
また、パッキングの際は「使うシーン別」に小分けにするのが裏技です。
例えば、「1日目のスキーセット」「お風呂上がりの着替えセット」「2日目のインナーセット」という風に、透明な袋に分けてラベルを貼るか、中身が見えるようにしておきます。
こうすることで、宿泊施設の大部屋で自分の荷物を広げすぎることなく、必要なものだけをサッと取り出せます。
周りの友達にも迷惑をかけず、スマートに過ごせるようになりますよ。
特に靴下は予備も含めて多めに持っていくことになるので、バラバラにならないようひとまとめにしておきましょう。
パッキングの順番とコツ
- 底の方:滞在後半に使う着替えや、重いもの(予備の靴など)
- 中央:圧縮したウェア類やインナー
- 上部:到着してすぐに使うもの(しおり、筆記用具、防寒小物)
- 隙間:タオルや靴下などの柔らかいものを詰めてクッションにする
学校のしおりに記載がないけど役立つ乾燥対策
スキー宿やホテルの室内は、雪山特有の強力な暖房がかかっており、実は砂漠並みに乾燥していることがよくあります。
昼間は雪で濡れているのに、夜は喉がカラカラに乾くというギャップに体がついていかず、翌朝起きたら喉が痛くて声が出ない…なんてトラブルは修学旅行あるあるです。
しおりには「乾燥対策」なんて書かれていないことが多いですが、自分で自分の身を守る準備をしておきましょう。
一番手軽で効果的なのは、「寝る時に濡れタオルを枕元に干す」ことです。
ハンガーに濡らしたフェイスタオルをかけておくだけで、適度な湿度が保たれます。
また、就寝用のガーゼマスクを持参するのもおすすめ。
マスクの中で自分の吐息が湿度を保ってくれるので、喉の乾燥をかなり防げます。
これに加えて、ポータブルの加湿器(ペットボトルに挿すタイプなど)があれば最強ですが、そこまでしなくてもタオル一枚で十分変わりますよ。
また、リップクリームやハンドクリームも、寝る前にたっぷり塗っておくことで、翌日のゲレンデでの肌トラブルを防ぐことができます。
バス移動を快適にする酔い止めと安眠アイテム

スキー場への道のりは、高速道路を降りた後に急なカーブが続く山道(ワインディングロード)を通ることが多いです。
バス酔いしやすい人にとっては、ここが最大の難所。普段はあまり酔わないという人でも、友達との会話で興奮して寝不足だったり、車内でスマホをいじりすぎたりすると、突然気分が悪くなることがあります。
せっかくスキー場に着いたのに、酔い覚ましで半日寝て終わるのはもったいないですよね。
酔い止め薬は、必ずバスに乗る30分前には飲んでおきましょう。
また、薬の種類も「眠くなりにくいもの」や「水なしで飲めるタイプ」などがあるので、自分に合ったものを事前に薬局で選んでおいてくださいね。
さらに、長時間の移動を快適にするために、ネックピローや耳栓、アイマスクなどの安眠グッズもあると便利です。
特に首を支えてくれるネックピローがあれば、バスの狭い座席でも首を痛めることなく熟睡でき、到着後のスキーに全力を注げるようになります。
スマホの動画を見るのも楽しいですが、山道に入ったら一旦目を閉じて休むのが、酔いを防ぐ最大のコツかなと思います。
宿泊先のコンセント不足を解決する電源タップ
これ、実は持っていくだけでクラスメイトから「神!」と崇められるかもしれないアイテムです。
大部屋に数人で泊まる修学旅行では、壁にあるコンセントの数は限られています。
一方で、今の高校生はスマホ、モバイルバッテリー、スマートウォッチ、さらには女子ならヘアアイロンなど、充電したいデバイスがたくさんありますよね。
一人2箇所コンセントを使いたいのに、部屋にコンセントが4つしかない…なんて事態は必ずと言っていいほど発生します。
そんな時に役立つのが、3口〜4口程度のコンパクトな電源タップ(延長コード)です。
これ一つあれば、一つのコンセントをみんなでシェアできるようになり、夜の「コンセント争奪戦」が平和に解決します。
100円ショップでも300円〜500円商品として売られていることがありますが、できれば家電量販店で売っている、トラッキング防止機能(ホコリによる火災を防ぐ機能)が付いたしっかりしたものを持っていくと、安全面でも安心です。
自分の荷物の中にそっと忍ばせておくだけで、部屋全体の生活クオリティが爆上がりしますよ。
共同生活での忘れ物を防ぐ記名と仕分けの習慣
修学旅行のような集団生活で一番困るのが、自分の持ち物が友達のものと混ざってしまうことです。
特にスキー場では、同じようなデザインのグローブやニット帽、さらには学校指定のタオルやジャージなど、見分けがつかないものがたくさんあります。
脱衣所や部屋の中で「これ私のかな?」と迷う時間は本当にもったいないです。
対策はシンプルですが、「全ての持ち物に記名する」ことに尽きます。
名前を書くのが恥ずかしいなら、内側のタグに書くか、自分だけがわかる目印(カラーゴムやリボンなど)を付けておきましょう。
また、お風呂や売店へ行く時のために、小さなエコバッグやメッシュ素材のスパバッグを用意しておくと、着替えや貴重品をまとめて持ち運べるので便利です。
100均のビニールポーチに洗面用具をまとめておけば、洗面所が混雑していてもスマートに動けます。
こうした小さな「仕分けの工夫」が、忘れ物を防ぎ、心の余裕を生んで、結果的に旅行を最大限に楽しむことにつながります。
高校生の修学旅行でスキーの持ち物を最終チェック
さあ、ここまで読んでくださった皆さんは、もう準備の達人です!
最後に、抜け漏れがないか全体をサラッと確認しておきましょう。
スキー場という過酷な環境を攻略するための「三種の神器」は覚えていますか?
「濡れないための防水・速乾インナー」「乾燥から喉を守る対策」「スマホを低温から守る管理」
この3点を押さえておけば、大きなトラブルはまず回避できます。
修学旅行は、友達と四六時中一緒に過ごせる一生に一度の貴重な時間です。
持ち物の不安でその時間を削られてしまうのは本当にもったいないこと。
この記事でご紹介した100均の裏技やパッキングのコツを参考にして、余裕を持って準備を終わらせてくださいね。
ただし、この記事の内容は一般的な目安ですので、正確な持ち物ルールや最新の情報については、必ず学校から配られたしおりや先生からの連絡を優先して確認してください。
準備万端で挑むスキー場は、キラキラ輝く銀世界。
慣れない雪の上で転んで笑い合う経験は、きっと数年後も鮮やかに思い出せる宝物になります。
それでは、体調に気をつけて、最高の「高校生 修学旅行 スキー 持ち物」を揃えて、元気に行ってらっしゃい!
皆さんの旅行が最高の思い出になることを心から願っています!

